昨日、大阪の長居スタジアムで
サッカー日本代表vsJリーグ選抜の
震災復興支援チャリティーマッチが行われました…
本田選手や長友選手をはじめヨーロッパのリーグ戦の最中
ほとんどの海外組の選手が一時帰国・参加…
昨日の試合までの数日間、練習時間の一部も使っての
選手・監督たちの募金活動…
今回のスタジアム使用料も大阪市の厚意で無料…
国歌斉唱した歌手の倉木麻衣さんも厚意でノーギャラ出演…
試合は全世界約150ヶ国で生中継され
全世界から入る放映権料も全て寄付…
そして試合ではJリーグ選抜で途中出場した
カズのゴール&カズダンス…
テレビで観てても一番会場が沸いていましたし
なんか涙が出そうになりました…
震災から半月程しか経ってない中で
これだけの事を行えた事が本当に凄いと思いました…
それと同時に、日本のサッカーはこれからもきっと大丈夫だと
世間でよく言われる、これぞ「スポーツから勇気と感動を…」というものだと
思わされました…
それに比べて、野球界…
どうしてこういう思い・行動・活動が出来ないんでしょう…
各自で募金活動や莫大な額の義援金の寄付をされてたり
球団レベルでのチャリティーマッチをされてはいますから
何もやってないとまでは思わないし、
素晴らしい方々もいらっしゃいます…
でもそれ以上に球団のオーナーや球界の上層部の
思い・行動・実行力のなさが目立ち過ぎてます…
計画停電が行われている東京を本拠地にしている某金満球団は
「この時期に野球をする事で勇気と感動を与える」というのを
必要以上に振りかざして
「開幕日(当初は3/25)は変えない」
「照明の明るさ・量は減らすが、本拠地ナイターも止めない」
と最後の最後まで言い張っていました…
結局は世論の影響もあって、それでも4/12に開幕となりましたが
選手以外の野球界から聞かれる声は
「昼間に試合するから減収だ…」
「全日程を消化するのが難しい…」と
いまだに己の収益の事ばかり…
一体、野球界の人間は昨日のサッカーのチャリティーマッチを
どういう風に見ていたんだろうか…?
今回のサッカーのチャリティーマッチも
この時期に開催した事・ナイターで開催した事等
賛否両論あったかもしれませんが、
素早い行動によって伝えられたメッセージというのは
デメリット面を帳消しにする位とてつもなく大きなものだったし
今朝のニュース・新聞等でも非常に好意的に
取り上げられてもいました…
プロ野球はプロサッカーよりも歴史も規模も影響力もあるというのに
どうしてこういう事が出来ない…?
莫大な電力消費があるドーム球場でナイターをすると
かたくなに言っていた上層部の人間もいる中、
どうして昨日の様な大規模な夢のある
チャリティーマッチの案が浮かばない…?
体たらくな野球界の上層部がダメなら
なぜ選手側からでもこうした案を言わない?
世界一になったWBC日本代表vs12球団代表の
チャリティーマッチでもすれば
本当に大きな影響力・支援が出来る筈なのに…
イチロー選手や松坂選手等
多額の義援金を寄付されてる事は本当に素晴らしいけど
今回のサッカー界の動きを
彼らはどのように思ってるんだろう…?
ヨーロッパで活躍し、抜ければレギュラー争いも不安な中
帰国して支援しているサッカー選手もいるのに
もし仮に野球界も同じ様なチャリティーマッチを開催しようとした時
日本人メジャーリーガー達は同じ様な行動に出るんだろうか…?
サッカーJリーグもプロ野球よりも遅い4/23に再開で
日程的な不安もあります…
その影響で日本代表も7月に招待されてた
南米の強豪と本気の戦いが出来るまたとない機会である
南米選手権を辞退するかも…とも言われてます…
そんな中でも様々な不安を表に出さず、
今出来る事を精一杯やってる姿に
とても感動させられた昨日の試合でした…
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