もうおとといの話だけども・・・
ヴァンスカの指揮。アホの「ミネア」と「バラ騎士組曲」とブラ1という組み合わせ。ブラ1と言えば最近日フィルを聞いたばかりではあった。
サントリーホールの振替の席だったが、変な音の聞こえ方だったなあ。フォルテシモにならないというか・・・時差ボケであたまがおかしかったかな?しかし隣のオバハンはいびきをかくほどに寝ていたが自分は眠いということはなかったし・・・
さて演奏はというと、どちらかというとハズレかな。コンマスのノーランが今一つの様子でブラ1の2楽章のソロの音が最後まで持たないというのが典型的なミス・・・とはいえあえてこの演奏会でよかった部分はブラ1の2楽章ではあるのだが・・・
ミネアは日本初演ということで期待大であった。ただ演奏は難しかった。5拍子でも7拍子の様な変拍子でもリズムがはっきりと見えているとよいのだけれども、リズムが入れ混じるフォルテシモになるとコンマス含め演奏者が曲が見えていないので到底こちらには何をやっているか分からないという状態。
バラ騎士。終楽章は終焉にかけてワルツが盛り上がって拍手喝さい。の予定だったのだが、なんとなくリズム感が悪いというか、ノーランではないが乗り切れないオケの姿があった。
ホルンは富成さん以外はエキストラだったが、射精のシーン(オペラを実際に見てもらいたいが、ベッドシーンで歌手はかなり怪しい動きをしなければならないが、このシーンはホルンのグリッサンドで終わる)を含めてしっかりでグッド。
ブラ1。あれはいかん。全体が店舗が早く軽いブラームス。ソロとか音量の小さい楽器を聞かせたいのでフォルテシモの音量を維持しないのは分かるが、ブラームスであれはいかん。2楽章だけを演奏しにきたのであれば、あそこまでロマンチックな2楽章はなかなか聞けないとも思ったものの、1楽章と4楽章のテンポはまずい。1楽章の提示部を繰り返すという無謀もいけない。
部分的には、4楽章のトロンボーンのコラールはきわめて素晴らしかった。一斉にホールの色が変わる感じがした。ホルンは松坂さんでは物足りない。ソロホルンではないという印象を強くした。そつなくこなすのだけれども4楽章のソロでホールが響かない。山岸さんが桁違いなだけに・・・N響なら間違いなくトップだが。蠣崎さんはブラームスの2楽章のソロでは線が細すぎるし、常日頃ビブラートに頼りすぎる。コントラファゴットはミネアでもブラ1でも秀逸ではありました。
部分的な問題はいろいろあるとしても、しかしそれは大かたは指揮者の統率の問題。オケってのは会社と同じ。個々の資質を引き出せないのは常にトップが悪い。オケでは指揮者が悪い。以上!




<- はじめてこういうのを入れてみた