こころ ~夏目漱石 | 神戸の三代目

こころ ~夏目漱石

名著シリーズ第二弾。
夏目漱石先生にお越しいただきました。

夏目 漱石
こころ
親友を裏切って恋人を得たが、親友が自殺したために罪悪感に苦しみ、自らも死を選ぶ孤独な明治の知識人の内面を描いた作品。鎌倉の海岸で出会った“先生” という主人公の不思議な魅力にとりつかれた学生の眼から間接的に主人公が描かれる前半と、後半の主人公の告白体との対照が効果的で、“我執”の主題を抑制 された透明な文体で展開した後期三部作の終局をなす秀作である。

昔は読めなかった(独特の古文的な文章が苦手で・・)文章も、
今は心地よく読めるようになりました、29の夏。

この手の話、好きだなぁ。

友情か恋愛か。
まあ小難しく哲学的な文章になっているし、現代ではあり得ないような話なんだけど、
純粋に面白いと思いました。

朝日新聞に連載されていたらしいですね、「こころ」。
ということは、あいるけ(愛の流刑地)の渡辺淳一もいずれは・・?

渡辺 淳一
愛の流刑地〈上〉


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