『古仏』
以前、鎌倉の近くに住んでいたこともあり、古仏を目にすることも何度かあった。
古仏の微笑みを見ると、心のささくれがとれるかのような感じにもなるんだけど、人間の微笑みで同じような感じになるか・・・というと、おそらく同じではないように思う。
何が違うんだろうな・・・?
松下幸之助さんは、「古仏のほほえみは、他を思うほほえみである。自分を超えたほほえみである。」とおっしゃっている。
自分を超えた・・・というのは、凡人には難しいと思うけど、「他を思うほほえみ」であれば、仏とは天と地の差があるかもしれないけれど、可能なことかもしれない。
例えば、ビジネスにおいて、顧客の利を思う姿勢は必ず相手に伝わるのと同じように・・・。