エコバッグをつかう意味 | HIROCOLEDGE Staff Blog

エコバッグをつかう意味


HIROCOLEDGE STOREでは、

昨日からSLEEVE BAG(スリーブバッグ)のネット販売を開始したのですが、


今日はエコバッグを使う、ということについて考えてみました。





環境問題に対する関心が高まり、

日々の生活の中で、自分自身ができることを探し、

実行している人が増えているのはとても素晴らしいことです。


毎日の生活の中で、エコやロハス、といったキーワードをよく耳にするようになりました。


いろんな企業が販売している商品も、

そういったエコ的な要素を取り込むのが昨今のトレンド。

逆にそういった要素がないと売ること自体が難しいのかも。



今、地球が抱えている問題は、

私たち人間の急激な経済発展に起因することがほとんど。



地球、なんて大きな規模で考えてしまうと

自分に何ができるのかしら?なんて思ってしまうけれど、

小さな力の積み重ねが問題を解決に導くのだと思います。


「ちりも積もれば山となる」

ということわざが頭に浮かんできます。



私たちは生きていくために様々な消費活動が必要。

毎日お水やエネルギーを使うし、食べ物を食べないと生きていけません。


でも、そんな中でできる小さなこと、そのひとつがエコバッグを使うこと、だと思います。



スーパーに行った時、コンビニに行った時、

ついつい手ぶらで行ってしまうと、結局レジ袋をもらうことになってしまいますが、

エコバッグを繰り返し使えば毎回1枚のレジ袋を節約できる、その1枚の節約が日本中で行われれば

かなりの削減になるはずです。


そんなことは当たり前のように日々誰かが語っていて、

今更ここに書くほどのことではないかもしれませんが、

やはり改めてメッセージとして伝えたいな、と思いました。


大切なことだとわかっていても、ついつい忘れてしまうものだから。




HIROCOLEDGEが今回、エコバッグとして提案しているのは、

SLEEVE BAG(スリーブバッグ)です。



前のブログにも書きましたが、


SLEEVE(スリーブ)は、英語で袖(そで)という意味。



かつて日本人は着物の「袂(たもと)=袖」をバッグ代わりにして、

必要なものを入れて運んでいました。


このSLEEVE BAGも、着物と袖の関係のように

いつも一緒に持ち歩いてもらいたい、そんな気持ちを込めてこの名前がつきました。


そして、バッグの形も着物の袂のように平らな形状をしています。



このSLEEVE BAGを作る時に、

考えたのが「いかに無駄を出さないようにするか」ということ。



バッグの形を作るために、布地に型紙を置いて裁断してしまえばゴミが出てしまいます。



その無駄をなくすにはどうしたらいいのか?



それを考え抜いて生まれたのが今のカタチ。




縫製だけでバッグの形となる、現在のSLEEVE BAGの形状が生まれました。



素材も燃えるゴミとして出した時に有毒ガスを発生しないものを、

ということを考えたとき、綿でできている手ぬぐいがぴったりだったのです。



ボタンやファスナーなど、付属品が一切ついていないSLEEVE BAGは、

破けたりしてバッグとして使えなくなっても、

手ぬぐいとして使ったり、雑巾として使ったりすることもできるのです。


そして、その役割が終わった後にやっと、燃えるゴミとして出していただけます。





オシャレで、持っていてもかわいいと思えるもの。

エコバッグといえども、そんな部分ははずせません。


だからといって、かわいさを追求するために

エコバッグをつくるためにゴミが大量に出てしまったりするのは本末転倒・・・

石油をたくさん使って作られることにも疑問を感じてしまいます。



エコバッグを持ち歩くことの意味が広がりつつある今、

次に気にかけていきたいのは、そのエコバッグがどうやって生まれて、

どんな工夫がされているのかということ。


エコバッグ全てが環境にやさしい、と考えてしまうのではなくて、

それが生まれた背景などにもこだわっていきたい。



そんな思いの積み重ねから生まれたSLEEVE BAG、

スタッフみんなで力を合わせて1枚1枚丁寧に作っています。



いつものバッグに1枚のエコバッグを入れておくこと。


その1枚としてSLEEVE BAGを使っていただければ嬉しいです。





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