社会を支える人々 |      渡辺ひろし極真会館宮城県本部会長ブログ

社会を支える人々

朝の修行、極真会館のパンフレットを配り終わり、師範と朝食懇談をしていると窓の外の、70歳ほどの女性の姿が見えます。目を引いたのは、その手に持つ何やら怪しい幾つかのビニールの袋です。井出たちも質素を越えて、みすぼらしい、という表現が相応しいくらです。〝〟もしかしたらホームレス、ここは住宅街のファミレス、ちょと場所柄が・・〝〟などと、考えていると、その方は身を屈めて、さっと道路のごみを拾いまた。続いて生垣の中のごみも、しかも素手で・・・・。そうです、道路美化のボランティアの方でした。まことに失礼しました、ホームレスだなんて。

私の町内でも毎日早朝2時間かけて、雨の日も風の日も欠かさずに道路のごみ拾いをしている方がいます、それも素手で。
仙台駅の東口、宮城野通りでも、自発的に個人でごみ拾いをしている方を見かけるようになりました。
道路愛護協会の清掃作業が定期的に行われていますが、今ではごみを見つけることが難しいくらい綺麗になっています。

見えないけれども、沢山の人々が自発的に行動し社会を支えているのですね。気負わず誰に誇るわけでもなく只黙々と。