エクソシストと比較されがちですが、まったく別物の映画です。
いや~素晴らしい。
法定ドラマとしてのサスペンスと、オカルトチックな題材がちゃんとストーリーに生きてます。
しかし、最初から最後まで、悪魔は出てきません。(声と影らしきものはあり!)、
エクソシストのように顔が後ろ向いちゃったり、いろんなものを吐き出したりとかもない。
幻覚・幻聴・関節および筋肉の硬直といった、精神および脳の病気とも取れるような症状だけです。
最後は暴れたり、自傷行為に走ったりで、傷だらけで死んでしまいましたが。。。
やっぱりキリスト教の信者は凄いです。
自分に悪魔がついているとわかっても、運命だと受け入れてしまうんですから。
悪魔がいることを証明するために、悪魔祓いの儀式さえ止めてしまって。。。
最後にエミリーはマリア様と会うんですが、
日本人ならさしずめ誰に会うんでしょうか?
信仰しているものがないと、誰にも会えないんだろうな~
実際の話を元にしているそうですが、
この手の話で思うのは、日本人には悪魔はつかないんでしょうか?
キツネ憑きって言うのは昔からあるけど。。。
悪魔は午前3時にやってきます。
日本では丑三つ時ですね。午前3時くらいかな?
ここにも時差が。。。
エクソシズム×(法定+野望を持った女弁護士)≠悪魔の存在証明
そんな映画です。
P.S. 主演の女の子が凄くはまってる。
決して美人ではないですが、そこがまた良くて。
普通の女子大生が取り憑かれたって言う設定通りのキャストです。