こんにちは。

昨日、インプラントをしました!

ステージ4の肺がん患者が、馬鹿げてる。。。
そう言う人もいるかも知れません。

でも、これは、僕の生きる意志、でもあります。

骨に転移した癌を抑制するランマークの避けなければならない副作用は顎骨壊死。防ぐためには、治療中に抜歯などの歯科外科手術をしないことが重要。
主治医からは、治療前に必要であれば、治療しておくようにと言われていました。

病院内の歯医者は、「う〜ん、どうしようかなぁ。親知らずとか危ない歯はあるけど、う〜ん。。。あー、このブリッジも危ないけど、う〜ん。。。まぁ、いいでしょ。。。ただし、歯石が溜まっているので、クリーニングをかかりつけ医でしてもらってください。もし、今後、抜歯する必要がある時は、こちらまで言ってきてくださいね!」

・・・本当に不安しかない・・・もし、治療中に抜歯が必要になれば、リスクが大きすぎる。

迷った挙句、高校からの親しい友人の歯医者に相談することに。彼は最近海外から帰ってきて開業したばかり、だけど、経歴からも彼の腕は間違いない。というより、僕の気持ちを受け入れて、適切に対応してくれるのは彼しかいない、と思ったから。

彼に言ったこと。
「数年で駄目になるつもりはないねん。10年、20年、30年とまだまだ生きたい、生きる。だからそのための、治療をしたい。」
「ランマーク治療開始までは長い猶予がある訳ではないと思うけど、ジオトリフが効いているから、今すぐやる必要がある訳ではない。」

彼の診察後の判断は、「親知らずはすぐに抜くべきやね。歯周病や周りの歯へのリスクもあり、それこそ駄目になる可能性が高い。ブリッジは、すぐではないかも知れへんけど、これも絶対駄目になるわ。インプラントがベストやけどなぁ。ランマーク治療前やから、今のうちに一気にやってしまわへん?抜歯後、治療までに必要な時間もインプラント後に必要な時間も一緒やで。」

この先、どれくらいランマークをしなければいけないか、分からないことを考えると、彼の言う通り、ベストな治療をしておくべきだと思っていた。でも、インプラントできるとは思っていなかった。せいぜいブリッジをかけ直す程度かと。

普通の歯医者なら、ステージ4の肺がん患者に、インプラントなんて馬鹿げてるかも知れない。
でも、そんな選択肢を彼は薦めてくれた。

インプラント自体リスクがない訳ではないけど、でも、長くしっかりと生きるために、彼の好意に甘えることに。

彼の名誉の為に補足しておくと、金儲け目当てのアドバイスではありません。忙しい中、友達として診てくれています。

先週、親知らず1本抜歯。
昨日、親知らず1本抜歯と、ブリッジ解体からの乳歯(*)抜歯からのインプラント。

(*)実は40になっても乳歯が残ってました。この乳歯でブリッジの片方を支えていたのですが、そもそも根が浅い乳歯なので、いつ駄目になってもおかしくないものでした。
 ある意味、ようやく大人になりました(^。^)

これでもう歯科外科手術はしなくていいとのこと。しばらくクリーニングに通いながら、完全にきれいにしていきます。

ランマークは、1月末か2月かなぁ。

Relax Open Enjoy(╹◡╹)