1月10日(金)は 定例の診察日でしたが
後半部分の記憶がない・・・

予約制なのに 時間通りに診察が行われたことは かつて無かった。
この日は ちょっと違って


『待ってました!』と言わんばかりに
診察券を入れて 待合室に向かって歩き出した途端に
「診察室へお入りください」と電子音が鳴った。


ラッキー!!
今日は待たなくてもいいんや!




すると

普段、挨拶もしない K先生
「今年もよろしくお願い致します」と深々と頭を下げる。

思わず 「えっ?・・あぁ~ぁ こちらこそ・・・」

年末年始、何か心境の変化でもあったのかなぁ?

それとも以前に
「謝罪すべきは謝罪すべき」
「反省すべきは反省すべき」
等々と 話し合いをしたことがあった。


薬のことを聞いても無言だったり・・・


やっぱり、あの時 担当医を変えたほうが良かったのかなぁと
ちょっと後悔をしたり 顔を見るのが ストレスになったり・・・

当日の朝まで思っていましたが。。。



今日は なんと カッコ良くみえる!!
やっぱり 医者は決断力だぁ!! 小児科じゃないんだから。




やはり「待ってました!」の展開だった。


1月6日、肺と背中の激痛で救急外来を受診したことを
重く受け止めなければならない!とのことで
昨日ミーティングを行ったとのこと。


『今日、今から 肺の水を抜きます。
その前に ここでエコーで 肺の状況と水のスペースを確認します。
そして、呼吸器科に行って胸水を抜いてもらいます。
お待たせはしません、しっかりと連携をとってありますから。
それから、前に言ってた薬の疑問点
専門の呼吸器科で 納得いくまで 相談して下さい。

それに治療中の 『フェソロデックスの注射』も行ないます。」


と はっきりした声で・・・
(何時もは ボソボソで聞き取りにくいんですよね)



もう右肺の半分以上は 胸水で埋め尽くされています。


胸水が半分以上になったとしても
激痛は いきなりは来ないもの


まずは 咳や痰 息苦しさが先に症状としてあるのが一般的

胸水で隠れて見えない部分に『腫瘤』(しゅりゅう)らしきものがあるのではないか?!
が まず疑われます。

その次、どこまで がんが進行しているかです。



押し問答の結果ーーー

PET-CTを受けることとなりました。
そしてその後、カンファレンスを受け 今後の対応を決めていきます。
各関係の科とも連携済みだそう!!

もしも 腫瘤があるなばら 放射線が使えるメリットがあります。
(あってもらったら嫌なんですけどね・・
でも あの痛みを考えると 私もそう思う)



胸水で隠れてしまい画像に映らない!!

なんとも神様の悪戯(いたずら)




で・・・

なるべく映るようにするためには
多少なりとも 胸水を減らす必要性が出てきたって訳。



治療中のフェソロデックスの注射も無事に終わり
エコーも OK! ということで



いざ 胸水を抜く作業

説明を受け 同意書にサイン
(あれだね・・最近何でもサインを求められる
強迫以外の何者でもないなぁ・・と思いながら・・・)


一番怖いのがーーー
『気胸』==空気が抜けて肺がしぼむ
『血胸』==胸壁の血管損傷による出血




これらは 胸の水を抜いて すぐさまレントゲン撮影で確認する
すぐに命取りだからね


痛いんですよ!!! 局所麻酔の注射がね!!
前にも一度 病理検査の為に抜いたのですが・・・

ベットの上にまっすぐ座って
手はテーブルの上に重ねあわす

今回は 6本も刺されましたよ・・多い!
エコーで見ながら マーカーで印を付ける


いざ、肺の中へと 太めの注射器が入る


痛~いっ 拳を握りしめて・・・
わぁっ~赤・・・出血してる
(一般的は尿と似たような色 もしくは とろみっぽい)


少しは(100cc)病理検査用に
余分に抜ける処までと呼吸器科のドクターは頑張ってる様子


これぐらい抜いたぐらいでは映らないかも・・?


「もういい!! やめて・・・」と私は叫びだした。
最後、テーブルを叩いて (ギブアップのつもり)
横に倒れてしまったらしく


それから意識混迷へと!!
記憶がない、その前のことも覚えていない!!



あとで聞くと

ほっぺたを叩いても反応もなく
ずいぶん心配したそう

呼吸器科の先生と担当医の先生が
度々 出入りをしていたらしい

水を抜いたあと
すぐにレントゲン撮影にて 気胸と出血の確認を撮るのだが
ベットごと 移動して レントゲンを撮ったらしい。


ようは この痛みの原因は
長期間(5,6年)に渡り 胸水が溜まったままでいて
肺の形がそれに沿うようになっていたところに
抜いたもんだから 肺が元に戻ろうとし
肺がねじれて 胸膜が引っ張り合っってるからだと考えられる

それが 気絶させる程の 痛みだったってこと!!



はっ、参りました。。。
朝早い予約だったのだが 帰りは暗くなっていました。


長女曰く
「時々足がつる時があるけど 押したり引っ張ったり
ストレッチすると 元に戻るんだけど
肺がねじれた時のストレッチってないんかなぁ?」な~んて。

「アホかっ、痛いちゅうの!」(笑い)

ちょっと天然な長女・・・



帰り道、なんと病院から電話があり
「注意事項」を告げられました。

(病院からの電話のほうがビックリするよね!)



翌日、注意事項にあった 発熱があり
感染症の疑いで またまた救急外来へ。


血液検査・レントゲン・点滴
インフルエンザが流行しているので その検査も。


こちらは 幸い 大きな心配は不要でした。


それでも、連休のせいか 人がいっぱいで混雑してましたね。
トリアージが一番だったので スムーズにいきましたがね。
6時間ぐらいいたのかなぁ。。。


熱は今でも あるようです。
ただ 肺と背中の痛みどめの影響で
熱を測っても事実が分かりません。(解熱作用もあるから)


痛みどめを服用していると 他の少々の痛みは気付かないので
ご注意くださいね。




昨日も 救急外来に行く予定でしたが
もう~やめました。

感染症は すぐに血液に反応しない場合もあるとのことで
熱がある以上、来てくださいねと言われていますが。。。


時間が もったいない。。。
有意義に 残りの人生を過ごしたいです。
そうでなくても、眠気に襲われているのに・・・

今年に入って もう6日間も病院通い
注射、何本か・・数えたいぐらい打ちました。


これからの予定も考えると 波乱の幕開けになりそうです。

もうちょい! 適当に がんばりまっか!!





お付き合いありがとうございました。