またまた、1999年に タイムスリップ



乳がん手術、悪性黒色腫瘍の 手術を終えて


無事じゃない! 退院をした私の日常生活は 大いに変わってしまいました。 



ギブスの中が、痒いのなんのってね~


まぁ~それでも 月日の経過と共に ギブスも軽くはなっていく

 

胸は 強烈な 痛みだし~




そんな 夏の出来事


家族や友人たちと バーベキューに出かけた時の事です。


私を 気遣ってのことだったんでしょうけど・・・


私は 少し離れた場所に 椅子が用意されていました。



なかなか 火がつかないと・・・ド素人が 液体燃料を継ぎ足したんです。


「足したらダメ~!!」と 叫んだと同時に


[ 炎 ] が 私をめがけて 飛んできたんです。


身体は みるみる間に [ 炎 ] に 包まれました。


それは なんと言いましょうか・・プロ野球の投手の直球のよう~



[ まばたき ] する暇も 時間も無かった


「お母さんが 燃えてるぅぅ~~!!」の声は 今でも耳に残っています。


もう~ 周りは  てんやわんやの 大騒ぎ大騒ぎ~


持って行った そう多くない水が 容赦なく 私に降り注がれた。

(人間、パニックになると 周りが見えないんだよね・・・そこは海なのに。)



そうこうしているうちに 気が ちょっとずつ 遠くなる感じで~~


知らない 病院に着いていて



「服用している薬は ありませんか?」と 看護師に聞かれ


娘は 「乳がんで 薬いっぱい飲んでます。」と・・・


すると 看護師は 「えっ、乳がん? 足は何ですか?」


等と 押し問答が あったようだ。




「当院では診れないので [ がん ] でかかってる 病院へ行ってください」と。


とりあえずの 応急処置をしてもらって かかりつけ医へ移動。



意識は 徐々に 回復にあった



その前日 皮膚科で ギブスが足首まで削られ 軽くなったばかり~


でも、[ 炎 ] は、 そのギブスを削ったばかりの箇所に


塊とかした燃料が 病院に着いた時も 火はくすぶっていた~私の足で。


服も燃えて 髪の毛も チリジリ~


[ 炎 ] を 払おうとしたんだろうね?~手にも軽い火傷を・・。




救急曰く


着ていた服が良かったらしい~身体の本体を 守ったんだね。



いつもの病院に着いて 本格治療~


足が痛いっぃぃぃ~ 胸も痛いっぃぃぃ~


担当医は 「これは 手術するしかないなぁ~」と ブツブツ


「なんでもいいから~早くしてくれっ~」なんて 叫んでたかなぁ~

 


「左足は 結構 深い~中の細胞が バラバラに飛び出してるし


手術しましょう~!かっ」



またまたまた、手術の為の 検査・・・


が、 抗がん剤等の影響で 手術不可・・・となった。




「年数は かかると思うけど 地道にいくしかないですね~


骨まで燃えていますから・・周りの細胞も 真黒、~~」 だってさぁ。



 

言い返してやった~うなり声だが。。。


「ふん? 骨まで燃えてるぅ~?!


だったら 死亡診断書に [ 一部 火葬済み ] って 書いといてください」ねと。



担当医も 負けてないのよ~


顔を歪めながら 「痛い、痛いねぇ~ところで 肉は食べたんかぁ~?」 


「食べてな~い!!」 と私。



「そっかぁ~ 肉を焼く前に 自分を焼いたかぁ~」だと。


のちに 子供たちに聞くと


主の居ない私んちで・・ 食べたそうなぁ~。 



それでまた、入院生活  またまた、車椅子生活。




「がん」とは 一見 関係のないような事なんだけど


それから 予期せぬ(死んでいてもおかしくない) 色んな事が起こり・・・ 


腫瘍マーカーの上昇、検査した後とかに・・・


まるで 「死なせない程度に 身代りに 何かの形で知らせている」としか


思えないような事が 次々と 起きることになる。


と、友は言う。


私は 非科学的な事は 信じない方なんだけど・・・



再々発から ぴたっと 止まった・・・怪我・事故・ハプニング。。。