セカンドオピニオン

＊セカンドオピニオン＊

今日は叔母と共にNN病院へ行って来ました

叔母が乳がんでお世話になった病院で、叔母の先生にセカンドオピニオンをお願いしました。

先生は胆膵専門医でもあります。

さすが専門医というだけあって、とても詳しく且つわかりやすく説明していただきました

以下内容です。

局所進行膵体尾部癌
ステージIVa
周囲リンパ節転移
上腸間膜動脈浸潤

化学療法継続に関して
２回目のCT結果にて画像上、腫瘍縮小効果が得られており治療の継続は妥当と考える。
抗がん剤の副作用を考えると減量又はスケジュール変更や支持療法の工夫が必要と考える。

手術に関して
我々であれば、腫瘍縮小から見て化学療法を２コース追加のちに切除方針を提示する。

手術は即病理検査が出来る手術室がある病院での手術が望ましい（術中迅速診断）

その他
腫瘍縮小など奏功が見られているケースなので、根治的治療の可能性を考えた局所療法（切除が理想）は検討すべき点である。

抗がん剤２、３クール後に検査結果等、セカンドオピニオンでもいいので経過を見てみたい。

膵体尾部癌の手術の場合、５時間程度。

癌の大きさ

１０月２５日３.５㎝

１２月１６日２.１㎝

動脈浸潤

１０月２５日３分の２

１２月１６日一部浸潤

↑堅苦しく書きましたが（セカンドオピニオンの報告書を見ながら）実際はもっと長々とお話していただき、世間話を交えながらのあっという間に１時間半経過

夢中で聞いていたので時計を見て
えーっといくら
正直焦りました（笑）

お話が終わり先生が医事課へ連絡。
すると「待たせちゃってごめんね〜。３０分の料金でお願いしまーす」

ええっ
先生、良いんですか

「いや、いいよ〜僕の世間話もしたし。〇〇さん（叔母の名前）もいることだし」

と満面の笑みで仰ってくださいました。

先生、ありがとうございます

本当なら３万５千円ですよ。
それが１万５千円
助かりました

叔母にも感謝です

当初は叔母がせっかく言ってくれたし、私も一度はセカンドオピニオンをして他院の先生のお話を聞いてみたいと思っていたぐらいだったんですが、思っていたよりというか想像以上の先生でした

いつの間にか、転院が可能なのかどうか考えたり聞いてみたりして

だって

（子供みたいな言い方になりますけど）

【局所進行膵体尾部癌】ステージIVa

正式な病名を初めて聞きましたから

ステージは聞いてましたけど、遠隔転移が無いなどから自ら調べてステージIVaなのかなぁって。

一応これでも腫瘍外来で働いていた私からすると、病状、癌の状態など図を書いて説明するのが普通だと思っていましたし、口頭だけでの簡単な説明に不安がありました。

血液検査結果（特に腫瘍マーカー）も、こちからからくださいって感じで…。

いつも「本当にこの病院でいいのか？」と膵臓専門医ではないなど、設備等も含めて疑問はありましたが、母は優しい主治医の先生が大好きです

母が癒されるならと納得してきましたが、セカンドオピニオンを終えて考えてしまいました

そして今日は行く予定ではなかったけど、そのまま病院に行き、弟を交えて母と３人で話し合いをして母に前向きに転院を考えてもらうことに

弟と私の意見は一致。

病院帰りに父に電話で報告したら「頼む」と言われ意見一致。

あとは母の返事待ちです

どうなるのやら…

不安もあるけど…

前向きに…

正解はわからないけれど…

目標は『最善の努力』

たまにめげるけれど…

先生が仰ってました。

『出来る限りの治療をしていかなければ悔いが残る』

ずっとその言葉が聞きたかったです

そういう先生に母をお願いしたい。

（私の切なる願望）

今の先生がダメというわけではなく、治療していくうえで、安心してお任せできる、信頼できる先生を望んでしまいます。

欲張りなんですかね〜

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