森、道、市場なるイベントに行ってきた。
場所は三ケ根山ロープウェイ山麓駅跡周辺。
どんなところでどんなイベントなのかさっぱりわからなかったが
ハナに連れられて行ってみる。
会場までバスで連れて行ってもらうのだが開場前にもかかわらず、結構な人がいる。
(早く来てよかった…)
アジサイの里という看板が目に付いた。
あじさいが有名なのかな…
開場と同時に山の方へ向ってみる。しばらく行ったところで不思議な建物を
発見した。
なんだこの建物は!?扉を開けてみると中には人の暮らしたような跡が
みられる。下級村民の家か?
さらに進むと立派な廃墟が…
これは中流階級か?
天井が抜け落ちた箇所もあり。
レトロな電話…
随分状態のいい?廃墟が残っているものだ。
ネットで調べてみると、どうやら昔は山麓園というジンギスカン屋だったらしい。
(実はいまでも規模を大幅縮小して営業中)
不景気か?過疎化が進んだのか?とにかくこれだけの建物を建てたはいいが、
維持できなくなったようだ。
しかしここには千と千尋の神隠し的な臭いがムンムンしていて、これはこれで
すごくよかったわけで。
この作られていないレトロな空間はずっと残っていてほしいと思う。
いまじゃ見たくても残ってないよね。
まあこの壊れていく感じが、何とも言えない哀愁というか、
独特の雰囲気をかもし出しているのも事実だけれど。
イベントよりも廃墟に萌えた一日となってしまった。