小雨がちらつく東京多摩東部の小道を自転車で走っていると、高さ3m余りの位置に見知らぬ紫花が咲いていました。(下写真)
スマホのアプリを起動すると、園芸名や通称名が次から次と表示されました。
「房藤空木」・「錦藤空木」・「秩父藤空木」・「バタフライブッシュ」・「ブッドレア」
房藤空木の花穂と葉 撮影:2023年6月22日 東京都多摩東部
「房藤」の意味は、花序の姿が"藤の花穂"に似ているからだろうと容易に想像できますが、「空木」の意味は、葉の姿が形が「空木」の葉に似ているからだそうです。
「バタフライブッシュ」は、甘い蜜を求めて蝶々や蜂が集まるからでしょうね。
「ブッドレア」とは、英国の高名な植物学者の氏名を冠した「学名:Buddleja davidii」からの部分的転用でした。
「房藤空木」 撮影:2023年6月22日 東京都多摩東部
樹高3m余りの枝咲きに円錐花序を出して多数の小花が偏り気味に付いている個々の花のアップを撮りたかったのですが・・・スマホで撮影するのは難しく、やむを得ずWEBから拝借しました。(下写真)
「房藤空木」 (WEBより拝借)
老妻の話によると、「房藤空木」の開花期は、6月から10月頃まで続くようですので、梅雨の合間の晴天を待って出直したいと思っています。
房藤空木の植物分類名
科:Scrophulariaceae
ゴマノハグサ科
属:Buddleja フジウツギ属
学名:Buddleja davidii
園芸名:房藤空木
別名:錦藤空木、秩父藤空木