木曜日から日曜日まで自分の畑の準備作業と菜園個人指導と大忙しで、疲れてブログからも遠ざかってしまいました。

 

 

・ 根深(シロ)ネギ畝の準備

 

・ サトイモ畝の準備

 

・ トウモロコシ畝の準備

 

という事で畑の5分3くらいの面積への肥料投入と耕しを行いました。

 

久々の重労働で足腰はガタガタです。

 

何しろ耕運機は私の手と腰ですから。

 

 

 

有機農法ですので、投入した肥料は以下の3つ。

 

・ 堆肥(厳密には肥料ではありません)

 

・ 発酵鶏糞

 

・ 貝化石石灰

 

今回の3種類の野菜にはカリウムを少し強化したかったので貝化石石灰を入れています。

 

特にネギ畝は必須のアイテムですが、通常は鶏糞に含まれる分でも充分です。

 

有機肥料の中で鶏糞が一番お勧めで、成分バランスも優れており、特に夏野菜には最適です。

 

鶏糞と言っても臭いは殆どありませんよ。

 

あったら近所迷惑で使えませんからね。

 

発酵後乾燥させ粉末にした物を粒子状にしたもので使いやすくなったものを好んで使っています。

 

 

 

後、野菜作りの本にはほぼ100%で、作付け前には苦土石灰を入れなさいと書いてあります。

 

しかし私はほぼ100%使いません。

 

苦土石灰は酸性に傾いた土壌を中性に戻すための改良剤です。

 

土壌のpHは7を中性として、それ以上はアルカリ性土壌、以下を酸性土壌と呼んでいます。

 

よく日本の土壌は雨が多いため酸性に傾きやすいと言われています。

 

 

が、私の畑はpH6.5前後を維持していますし、今までの仕事先(7か所)でもそうでした。

 

一般的な作物が好む土壌はpH6~6.5と言われています。

 

私の畑は最適な状態ですのであえて苦土石灰を毎回入れる必要は無いわけですね。

 

pH6を割ると作物には良くないので苦土石灰を投入して対策が必要になります、家庭菜園程度ではそう簡単には割り込まないので、私の畑では対策不要の状態が続いています。

 

 

又ここで必要なのは石灰(カルシウム)であって、苦土石灰でなければいけないという事ではないはず。

 

 

何故解説本はバカの一つ覚えのように苦土石灰と書いているのか私には理解出来ません。

 

どなたか教えてください。

 

 

ひどいのになるとジャガイモを植える畝にも入れなさいと書いている有名先生の本もあります。

 

ジャガイモに石灰を与えると表面に黒い斑点がはいるそうか病となってしまうのに。

 

 

チョット専門的なことを書いてしまいますが、

 

貝化石石灰(有機石灰)の含有成分量は、

アルカリ分35%
カルシウム40.53%
ケイ酸20.31%
苦土1.54%
酸化鉄1.48%
酸化アルミニウム1.38%

 

とアルカリとカルシウムを適度に含んでおり、苦土(マグネシウム)も微量含まれています。

 

 

苦土(消)石灰はカルシウムと溶性苦土が75%:20%位しか含んでおりません。

 

マグネシウムが極度に不足している場合は有用ですが、発酵鶏糞にも微量含まれていますので、私は鶏糞と貝化石石灰を多用しています。

 

因みに私が使っている発酵鶏糞は

 

・ 窒素 2.64%

・ リン酸 5.96%

・ カリウム 3.95%

 

これ以外にカルシウム10%程度、マグネシウム2%程度も含まれていることになります。

 

 

 

 

今週末にネギ苗が入荷するという事なので、土日に200本植え付けします。

 

 

 

トウモロコシは今週末に第1陣、ハワイから帰国した後に第2陣を種まきをする予定です。

 

大ショウガの植え付け、サトイモの植え付けもほぼ同時に行う予定です。

 

 

 

 

そして次はは夏野菜畝の準備となりますので4月も大忙しとなります。

 

 

 

個人指導のHirazyijiファームも大忙し。

 

 

今週は、

 

・ ラディッシュとニンジンの種まき

 

・ サニーレタス&チシャの植え付け

 

・ トウモロコシ畝の準備

 

等を行っています。

 

 

手前に見える大きな緑はエンドウ類です。

 

スナップ(ク)エンドウと絹サヤですね。

 

絹サヤは花が咲き始めております。