皆さん、こんにちは。平柳です。
今回は、貸金業務取扱主任者試験の市販されている「インプットテキスト」についての紹介です。
「問題集」については、
第1回目の本試験対応のものが少ないため(あとでちょっとだけ書きます)、
また機会を改めて書くことにします。
さて、受験勉強をするにあたっては、必ず「インプットテキスト」が必要です。
問題集だけやればいい…ということを言う方もいらっしゃいますが、
内容がわからない状態でどうやってやるんでしょう?
「よくわからないけどとにかく覚える!」というのは、
大人にとっては苦痛以外の何物でもありません。
問題集で勉強するという方法は、
最低限必要な基礎知識や理解があって初めて、効率的といえる方法なのです。
その意味で、「インプットテキスト」は絶対に必要になります。
もちろん、LECでは講座をやっています。
この講座では講座内で使用するテキストがありますから、
講座を受けている方は基本的に講座テキストだけで十分です。
実際、僕のクラスの講座受講生で、第1回本試験後にご報告を頂いた方は、
ほとんどの方が36点~49点。
おまけに、かなりの方が40点以上を取得されていましたから。
ただ、資格試験である以上、予備校も「道具」の一つに過ぎませんので、
市販されているテキストで勉強される方もいらっしゃると思います。
そうした場合に、「わかりやすさ」「整理」という点で非常にうまくできているなと思いましたのは、
家坂 圭一さんという方の書いた、
です。
これはイメージしやすいよう図表が多用され、混乱しやすいところも整理されており、
見やすさという観点からは、市販されている類書で群を抜いていると思います。
難点があるとすれば、チェック問題等が掲載されていないという点と、
図表を用いたがゆえに、細部の正確な情報量がやや不十分なところでしょうか。
しかし、問題集は別途用意すればよいですし、
目的を「インプット」「試験合格」に絞るのであれば十分な内容ですので、
受験本としては非常に良い本だと思います。
次に、上記の本では物足りない、もっと本格的に本格的に勉強したいという場合には、これ↓です。
貸金業務取扱主任者資格試験受験教本〈第1巻〉貸金業法および関係法令―2009年度試験対応版
貸金業務取扱主任者資格試験受験教本〈第2巻〉貸付けおよび貸付けに附随する取引に関する法令および実務―2009年度試験対応版
貸金業務取扱主任者資格試験受験教本〈第3巻〉資金需要者等の保護と財務および会計―2009年度試験対応版
業界においては非常に有名な「株式会社きんざい」が作成したものです。
現時点で「市販」されているインプットテキストでは、これ以上の情報量・整理がなされているテキストはないと言ってもいいでしょう。
分量は3分冊とかなりありますが、
(簡単ではあるものの)チェック問題も各章ごとについており、
11月試験だろうが、12月試験だろうが、来年の試験だろうが、
このテキストの本文に書いてある内容がきちんと押えられていれば、
必ず合格できます。
あとは、同じ「株式会社きんざい」が出しているものとして、よりコンパクトな
貸金業務取扱主任者資格試験直前対策ハンドブック〈2009〉
コンパクトなだけに特定の論点で情報量等がやや不足する感もありますが、
チェック問題もあり、これも良書の一つといえます。
インプットテキストは他にもたくさんありますし、実際に色々見ましたが、
単に条文をならべただけのものや、
太字はついているものの非常にテキスト自体が見づらいもの、
問題・解説が形の上では付いていても、「解説」というに値しないことしか書いていないもの、
などもありました。
その意味で、個人的にではありますが、「受験生視点でおすすめ」ということであれば、
今回ご紹介したものになりますね。
問題集については、○×形式ではありますが、
LECから第1回目の本試験内容を反映させたものが出ています。
です。
最初にも書きました通り、1回目の本試験対応のものは少ないので、
それ以外の問題集については、また別の機会にコメントしますね。
それでは皆さん、引き続き頑張っていきましょう!o(^-^)o
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