ついに、ついに……‼︎
昨日MURDER BALLADが大千穐楽を迎えました‼︎‼︎
終わっちゃいました…(T ^ T)
サラとしての毎日。
思いっきり愛し、傷つき、悩み、狂気に駆られ……。
特にラスト数回は感情のバロメーターが完全に振り切れたところでお芝居していたので、
ドロドロと込み上げてきたものが止まらなくて。
作品のなかでこれだけのスピードでひとりの人生を毎日演じていたので、
何だか一気に老けた気がします……(笑)。
稽古場では不安しかなく、
幕が上がるまで本当に眠れず、食べれず、安心できる日はありませんでした。
兵庫初日のカーテンコール後の袖で、
4人が自然と集まりガッシリ肩を組んだのは今でも忘れられません。
この4人で良かった。
こんなに精神スレスレのぶつかり合いをする作品で、
この4人だからできたことなのだと本当に思うのです。
常に拘りを追求する孤高のエンターテイナー、中川晃教さん。
全てを包み込み心で導いてくれる、橋本さとしさん。
爆発的な存在感と説得力の女帝、濱田めぐみさん。
この4人が揃うことは奇跡のようなもので、
この先もあるかどうか分からない素晴らしい機会でした。
はじめこのメンバーだと聞いた時に何故私が⁈と自分でも思ってしまうくらい、お三方は大先輩。
雲の上のスターでした。
プレッシャーに苛まれ実力を発揮できないのは馬鹿らしいことではありますが、
兎に角私は自分の存在意義まで考えてしまうくらい追い詰められていました(笑)。
NYから帰国した翌日から稽古が始まり、
すぐに自信を打ち砕かれ、
自分の限界と格闘する毎日。
忍耐には自信があるので乗り越えられて良かったですが、
いやぁ〜ほんとにキツかった(笑)。
でも今このタイミングでこの作品と出逢ったということには必ず意味があって、
偶然直前までNY留学をしていたことも、
サラという役に挑戦できたことも、
全ての必然に感謝です。
90分ノンストップ、41曲中27曲歌唱、
一度もハケず、水も飲めず。
アスリートのような取り組み方でしたね(笑)。
ラストシーン、あんなに慟哭したのは役者人生のなかで初めてでした。
それ程心動かされました。
20代最後の年に、30代が楽しみになる役をいただけたのが嬉しくて仕方ありません。
可能性が広がった‼︎
この役、作品、みんなに出逢えて本当に幸せです。
そして限りなくLIVEの感覚に近いこの作品を支え育ててくださったお客様、
この作品の一番重要なラストのスパイスは、間違いなくお客様でした。
一体となってくださったこと、感謝します。
ありがとうございました‼︎