観てきました。 | hiralin24の気の向くままに・・・・・

観てきました。

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映画の感想!

余韻の残るいい映画だった!!

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映画を観終わったとき

不覚にもうっすら涙を浮かべてた^^;

やはり実際に存在した人が主人公って事で感情移入したようです。

封切り前に日本テレビのニュースで主演の竹野内豊さんが出演し、

そして生き残った兵隊さんの元にインタビューに行っている映像を観ました。

その時はへぇ~~~ってくらいでしたが・・・叫び

その事も入り込むには良かったみたいです。

確かにドンパチのシーンはやはり嫌ですけどね。

失われた命の方が断然多いですが・・・

47名の兵士や民間人200名近くを

この大場栄大尉は守りぬいたんですよねぇ。

凄い事だと思います。

祖父や父親から戦争時代の話は見聞きしていました。

特に両親共々広島出身ですので

原爆が投下された時の話も聞いています。

幸い父は福山市

母は三原市の出身で

被爆した訳ではありません。

でも親戚の中には原爆で亡くなった人もいると聞いています。

祖父は尾道の造船所に勤めていたのでギリギリまで兵隊に行くこともありませんでしたし、

父はまだ子供だったので兵隊に行くことはなかった。

でもあの時の広島の原爆の凄さはその目で見て知っていた。

だから小学生のとき、

原爆資料館や原爆ドームに祖父は連れて行ってくれました。

子供の私にはただただ怖い現実としてしか記憶に留まっていませんでした。

しかし大人になって何度も原爆ドームや資料館に足を運びました。

そしていつも思ったのは平和の有難さでしたね。

こうやって好きな時に映画を観、

好きなものを食べ

好きなときに

好きな場所に旅行に行ける

そんな平和はあの時の兵士の方々の

犠牲の元にあるんだと

改めて考えさせられました。

そして去年には

TBS終戦ドラマスペシャル「歸國(きこく)」

も観ました。

倉本聰さんが脚本を書いていますが

あの時「オーラの泉」に出演していた番組を

広島で見ていたのですが・・・

国の命令で国のために散華した当時の若者たちの心情を想うとき、ただ“忘れた”では済ませられない、深く厳しい想いがある。
景気景気と狂奔し、豊かさの中で有頂天に騒いでいる今の日本人の姿を見たら、今、南海の海に沈んだままの数十万体の英霊たちは、一体どのように感じるのだろうか。

という言葉が心に響きました。

豊かさの中にあっても心に余裕がなくて

他人の事を正直心のそこから思い遣れない自分がいます。

自分の事で精一杯なんですよねぇ^^;

私の後ろの席で見ていたご老人の団体さんが

「若い人にこそ見て欲しい映画だな」

と漏らしていらっしゃいました。

ぜひ

戦争映画だからと敬遠せず

皆さん足を運んでみてください!

恐らく何か心に残るものはあると思いますよぉ!

太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男

歸國(きこく)