コミュニケーションの風 | 株式会社ひらく

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遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ。



「コミュニケーション」の本来の意味はと聞かれて皆さん方はどんな答えが頭の中に浮かんできますか?「話し合い」「会話」「相手のことを知る」などなど

多くの企業の幹部研修の際、この質問をしています。

幹部の皆さんから返ってくる答えの中で一番多いのが、「コミュニケーション?簡単に言えば俺の言っていることを聞くことや!」という答えになります。

本当にそうなのでしょうか?いつも疑問が出る瞬間でもあります。

完全な勘違いというか、正直その幹部の後ろの部下たちが、おろおろしている姿が浮かんできます。

風で言うと「突風」という感じでしょう。

たぶん、部下たちは、表面上は聞いているようでもほとんどは部下には届いていないのが現状ではないでしょうか?

一度、「コミュニケーション」を辞書で引いていただくと理解できると思います。

「意思伝達」もしくは「意思疎通」と言う言葉が書かれています。

正直、この「意思伝達」もしくは「意思疎通」の二つの文言を意識しながら、実際に「コミュニケーション」を取っているメンバーはごく少数になります。

気もそぞろで明後日の方を向いたまま返事をしているのがほとんどの姿では無いでしょうか。

そんな人達に「コミュニケーション」がどうのこうのとは言ってほしくないと感じてしまいます。