海と大地とカフェ

ヨガ、瞑想、旅、野菜たっぷりお家ごはん・・・ナチュラルな暮らしをつづる日記です


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 いすみ市の慈慈の邸で行われた「衣・食・からだ」WSへ参加してきました。
草木染めはkittaさん、食はマクロビオティック料理家の中島デコさん、からだはヨガインストラクターの笹山かおりさんによる、1泊2日の何とも贅沢なWSでした。

 

 


 

 kittaさんの衣は、それを纏うだけで自然の中に溶け合い、癒され、魂が喜ぶような不思議なパワーのある特別なもの・・・・。

 私自身ブラウンズ・フィールドでkittaさんの衣に出会ってから、衣に対する思いや考え方がすごく変わりました。一言で言えば買い物をする時、ていねいにモノを選ぶようになり、作り手のことや素材がどこから出来たのか思いを寄せるようになりました。

 

 


 WSの1日目はkittaさんによる縫いの時間。

 あらかじめ自分の作りたい衣、「上衣」、「ワンピース」、「ほおずきパンツ」の3つのうちの一つを選び、当日はkittaさんが下準備してくれたものを、みんなでおしゃべりしながらチクチクと仕上げていきます。

 植物性の繊維の主成分はセルロース。植物性の色素とセルロースは結びつく力が弱いので、豆汁下地をして人為的にタンパク質を付着させたほうが良く染まるそうで、今回はkittaさんがあらかじめ豆汁処理をしてくださったものを使いました。

 

 

 今回染めの原料となったのは秋の味覚、「栗」。

 はさみなどを使いながら実とイガイガを分けて原料になるイガイガを細かくしていきます。

 軍手をしてもチクチクささり、ほんとに痛かった・・・・・!

 でもこの本来捨ててしまう栗のイガイガが染めの原料になると、自然のままの美しい茶色になり、鉄媒染で深いグレーになったり様々な色に変化していくのです。

 

 

 もうひとつの染めの原料は沖縄で防風林や防潮林として庭木として親しまれている「福木(フクギ)」。名前のとおり沖縄では縁起のいい木とされているそうです。

 色は鮮やかな黄色で、鉄媒染でカーキ又はオリーブグリーンのように色んな色に変化していきます。

 

 

 

 2日目はこの二つの原料を薪火と大きなステンレスの鍋で煮出して染液を作り、染めを行いました。

 福木は煮出している途中で灰汁を入れて、染液のPHを上げ、アルカリ性にしていくことで色がよく発色するそうです。

 kittaさんは沖縄の工房でも薪火で煮出しながら染色の工程全てを手作業で行っているそうです。

 

 

 原料を煮出し、濾して染液を作り、沸騰する直前で布を入れ、10分間鍋の中で泳がせるように染めていきます。

 

 

 鍋から布を取り出し、媒染液に浸して10分間布を動かします。

 媒染とは、植物染色の過程で染料を繊維に発色、定着させる過程のことです。 

 ちなみに写真は染料が福木で媒染剤に使っているのはミョウバン。

 

 

 この後さらに染料の入った鍋に10分間入れ、10分間ミョウバン媒染、10分間染料の入った鍋に入れて色を定着させてから軽く絞って、水でしっかり洗い陰干しします。

 

 

 黄色の衣は福木とミョウバン媒染、茶色の衣は栗とミョウバン媒染。

 お天気があいにく小雨のぱらつく陽気だったので軒下で干しました。

 

  

  

 

  栗と鉄媒染もとっても深く美しいグレーに仕上がりました。

 江戸時代、庶民は派手な色を着ることが禁じられていたので百鼠といわれるような100種類もの鼠色(グレー)を染め分け、着分けていたそうです。 旧暦では二十四節季、七十二候と季節が細かく分かれているように、繊細に季節を感じる日本人の心がそんな美しいバリエーション豊かな色彩文化を生んだのかもしれません。そんな時代にもしもタイムトリップすることができたらどんなに美しい世界が広がっているだろう・・・・考えただけでもワクワクします。

 

 

 私自身、20代の頃は流行に流され、ワンシーズンごとに服を買い、着なくなったら古着屋やリサイクルショップに出し、というのを繰り返していました。買っても買っても満たされない心がいつもどこかにありました。

   しかしkittaさんの衣に出会ってからその考え方がだいぶ変わりました。作り手の魂の通った衣の持つパワー、自然と溶け合うような深い優しい色や素材、それは身につけるだけで自然と自分の心が温かくなり癒されていくもので、大量生産された服では決して得ることのできないものです。

 今回のWSでは、kittaさんの普段されている草木染めの一端を知ることのできる体験でしたが、改めてその衣に対する想いや信念を感じられた時間でもありました。

 

 

 「食」担当の中島デコさんとkittaさん。

 自分の好きなことを仕事にして周りの幸せにしてしまうお二人は本当にカッコいい女性たちです。その上とってもお洒落でかわらしい!

 「食」、「からだ」については書ききれないのでまた後ほど・・・・・。

 

 

虹色草木染 kitta

http://www.kitta-sawa.com/#id22

 

慈慈の邸

http://brownsfield-jp.com/jijinoie/

 

 

 

 

 

 

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6月19日、今日は母の命日でした。
てんつくまんの日めくりカレンダーに今日にぴったりな言葉が書いてありました。

「お母さんは自分の命をかけてきみを産みました
べつにあらたまってありがとうって言わなくてもいいけどそれだけは忘れないで」

母の死は突然のことではなく、死を迎える前の数年間は、母がゆっくりと自分が生きるのをやめる姿を私はじっと見ていました。
一人で歩くことができなくなり、普通に話すことができなくなり、家族のことも分からなくなり、
普通の人から少しずつ遠ざかる姿を私はただ見つめていました。
もうよくなることはないだろう・・・・という先生の話を聞く度にやるせない気持ちになったものでした。
そして、あちこちと転院を繰り返しながら、まだ40代後半でしたが、介護認定を受けて最期は特別養護老人ホームに入って静かな余生を送りました。

自分の身の回りのことが全くできなくなってしまった母。
母はそんな風になりながらも、自分の命をかけて死に向かっていく生き様を私たちに見せてくれたのかもしれません。

人はたくさんの人の支えがあって生きていること。
いつかはみんな死を迎えること。
それまでに精一杯生きること。
体や心が健康でなければ自分の本当にやりたいことができないこと。

世の中は人に何かをしてあげることや与えることが「良いこと」のように言われるけど、ただ存在しているだけで意味のある命があるんだということを母の死を思い出すたびに気づかされます。
「良いも悪い」もないという世の中の本質的な部分を母は自分の身をもって教えてくれたのだと思います。
そして母は命をかけて私たちを産み、自分の死をもって命の大切さ、ぬくもり、家族のありがたさを教えてくれたのでしょう。

母にはもうありがとうも言えなくなってしまったけど、たくさんの贈り物を私たちに与えてくれました。
もうそこには感謝の気持ちしかありません。
色んな苦しみも悲しみも感謝へと変わる、という本質的なことを母は教えてくれました。
私はそんな母を選んで産まれてきたんだなと思うと自分のやるべきが何なのか・・・・
ひとつづつ見えてくるような気がします。
(まだはっきりとは分からないけど・・・・・)

そんなことがあり、6月19日は私にとって大切な日となりました。
生と死、繰り返す命のつなぎ目となる日。
アジサイが同じ株に毎年めいっぱい花を咲かせるように、寄せては返す波のように、自然の大きな循環の渦の中で私たちは生かされていることを感じる日。

死は終わりではなく、新しい命のスタート!

明日からも笑顔を忘れずに感謝に生きよう ^ ^
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鴨川の林良樹さんのところで行われた「天水棚田 自然酒の会」の収穫祭へ行ってきました。
5月に田植え、2回の夏の草取り、9月に稲刈り・天日干しをしたお米は、神崎の蔵元「寺田本家」に運ばれ、晴れて自然酒「天水棚田」となり、鴨川へ戻ってきました!

醍醐のしずくと同じ製法で作られたこのお酒は、一口含むとフルーティーな甘みと柑橘のようなさわやかな酸が口の中で融けあい、日本酒というよりワインのような軽やかさと上品さがあり、鴨川の海の幸、山の幸・・・・・どの料理とも相性がよく、も~何とも言えないくらい贅沢な味わいでした。


 ラベルの「天水棚田」の文字は加藤登紀子さん、一筆書きのイラストは良樹さん、そして良樹さんのご友人の畑中さんがデザインしてくださったそうです。
今日のランチは、良樹さんのご友人「こころ」の木村夫妻、ひとつひとつ丁寧に作られ、良樹さんたちの作った炭で炙った山海の幸とともに頂きました。
  

 
 「こころ」のご主人。普段は漁港に勤め、時々このようなイベントの時にケータリングをされているとのこと。話しかけると素敵な笑顔を向けてくださり、ちょうど近くの漁港でとれたシイラを揚げているところでした。
奥様はパン屋さんとして活動され、ランチに出して頂いたパンの酵母も含め、ランチのお料理のいたるところに今回の酒作りで一緒に出来た酒粕がふんだんに使われていました。



今回は都会から総勢72名の参加者があり、まるで古民家ゆうぎつかは結婚式のような賑やかさ・・・・!!


 お祝いの宴は吉田有加・源夫妻のライブからスタート。賑やかでテンポのよい音楽で会場は一気にノリノリ、お酒もグイグイ~!!
お酒にまつわる音楽のレパートリーの多さにびっくり!
そして今回の自然酒の会をサポートしてくれた源さんのギター、いつもの長靴姿とは違った雰囲気で会場を温かく包み込んでくれました。

 

 
お祝いの宴の続きは、八ヶ岳からはるばるやってきてくださったシンガーソングライターの里花さん。
自然の情景が一気に湧き上がるような豊かな表現力、そして心に染み渡る透明感のある美しい声に誰もがその歌声に酔いしれました。
寺田本家のお蔵フェスタ、山武の山のおんぶの前夜祭、先日は鴨川自然王国の収穫祭にも出演された千葉とゆかりのある里花さん。
そして今回はあのMISIAに楽曲提供をされた「流れ星」と「花」も披露してくださいました。
会場は、すっかり感動の嵐。デビューが2013年とは思えない圧倒的な存在感、それでいて自然体のMC、誰もが彼女の音楽の虜になりました。


 

そして今回の自然酒の会で色んな場面でサポートしてくださった、この集落の87歳の長老こんぴらさん。カレンダーの裏に毎日書いている「こんぴら語録」を時々良樹さんが披露してくださいましたが、とにかく前向きで周りをパッと明るくしてくださる方で「本当に来てくれてありがとう。一番幸せなのは自分です」と言って一足先に会場を後にされました。

 

感謝の気持ちを込めてこんぴらさんへの寄せ書きもみんなで書きました。 
  

 


みんなで米作りをしたアジサイの田んぼは、秋の深まりともに柿がすっかり熟していました。
 一雨ごとに寒さが増し、実は鳥や人が食べ、また新しい命へと繋がっていきます。そんな当たり前の循環する世界が、土から離れるとつい忘れてしまいがちです。
競争したり、見栄をはったり、嘘をついたりしない世界が教えてくれるもの・・・・。


そういう世界を日々感じながら生きていられたら本当に幸せだなと思います。

 

そして年明けは寺田本家の蔵見学!
寺田本家の大ファンにとってはと~っても楽しみな企画です。
まだまだ飲むぞ~!!


 


 






 

 
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