2024年ご挨拶

2024年の新春を迎え、謹んで新年の御挨拶を申し上げます。

はじめに、能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

昨年はパンデミックを巻き起こした新型コロナウイルス感染症が、5類へ移行されました。それに伴い、日常生活や社会経済活動において大きな変化がありました。常に変化する世の中を生き抜くためには、自らも柔軟に対応し、変化することが大切であると痛感しました。

今年も「対応力」を持って、皆様とお会いできる場を、心安らげる場とすることができますよう、精進してまいりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます
chizuru
 

照紅葉

　12月の暖かな日に誘われて、本土寺を訪れました。
この時期ならではの風景は、季節の風景も変化していることを実感させられました。

本土寺は、徳川家康の側室秋山夫人の菩提寺です。私が見た説明によれば、秋山夫人は15歳で側室になったと説明されていました。秋山夫人が15歳で側室になったという話は、現代を生きる私には衝撃的でした。当時はそれが一般的だったとはいえ、やはり幼く感じてしまいました。

手入れの行き届いた庭園を眺めていると、庭師のこわだりや、自然の美しさに圧倒され、その時代の景色や、その時代に生きた人々に思いを馳せることができました。

またひとつ、好きな場所が増えました。

年末に向けご多忙のことと存じますが、どうぞご自愛くださいませ

chizuru

雨上がり

シーンと静まり返った雨上がりの路地。

何の変哲もない場所ではありますが、私は思わず立ち止まってしまいました。

「紫陽花や　昨日の誠　今日の嘘」

　　　　　　　　　　　　正岡子規



 

長雨が続きますが、健やかにすごされますように
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　chizuru