今週の週間ポストに、「投手陣をボロボロにした落合の功罪」(権藤コーチの激白)という記事がでている。
落合を切ったのは、観客動員数が落ちたから。
でも、高木が監督になり、首位を走っているにもかかわらず、観客動員数が下がった。
しかも、首位を走っているのは落合の遺産だと評されている。

これに対して、現中日ドラゴンズの権藤コーチが、落合批判をしたという記事だ。

しかし、よくよく読んでみると、「投手陣をボロボロに落合がした」とは、権藤コーチは言っていない。なんとも、怪しげな記事である。
恐らく、中日ドラゴンズ球団幹部が、落合潰しで仕掛けた記事であろう。

それにしても、ビジネスの世界でも当然の事だが、前任者否定をしないことには仕事というものはできないものである。
その時に、どういう態度をとるかが、問題である。
前任者否定をあからさまに口にするのは、いかがなもんか。
それに、権藤は、コーチである。 企業でいえば、一課長。
その一課長が、前任部長を批判するというのは、みっともない。
批判するのであれば、前任コーチにすべきだ。
そこに、品のなさと、ある種作為的な何かを感じる。

これから、落合批判が相次ぐのではなかろうか。