先週5/18日の小生のブログで、
チャック・ブラウンの死因を、「肺炎」と記載しましたが、
その後の情報で、正しくは「心不全及び心臓の障害を含む複数の臓器障害」
との事でありました。
訂正と、間違った情報をお伝えしてしまった事をお詫び申し上げます。
Chuck Brown が旅立ってから、ずっとGO-GO漬けとなってしまいました。
80年代半ばに、ワシントンD.C.のGO-GOがUKで脚光を浴び、
ローカルサウンドに過ぎなかったものが、グローバルに広まった頃、
当時のFUNK SOUNDに少々違和感を持っていた小生、
すっかりGO-GOにハマってしまった。
小生と同じ想いをされた淑女・輩も少なからずおられたと思います。
‘ユルイ’とも、‘目一杯の溜め’とも言えるGroove感。
シンプルなリフレインで、ひた向きに‘FUNK’
寄ってたかって、楽器を打ちまくる。
一体、いつまで続く？
小生には、とても斬新に聴こえました。
実際のステージでのセット・リストが不明なので、
どのヴァージョンが、それに近いものであるかは不明のままです。
初めから、Future Sound及びChuck Brownが意図していたのかは不明ですが、
編集によって、絶妙に繋げられている。
GO-GO Soundsの醍醐味を教えてくれたのは、
Chuck Brown ＆ The Soul Searchers
であった事に他なりません。
今日のセレクトは、チャックおじさんが教えてくれたグルーヴを満喫できるアルバム
“Future Sound盤 D.C.’s No.1 Band Chuck Brown & The Soul Searchers”
をChuck Brown追悼の意味を込めて全てUPしました。
Tracklist
‘Go-Go Swing’ (“Future Sound”盤での曲タイトル)
Chuck Brown & The Soul Searchers / It Don’t Mean A Thing
Chuck Brown & The Soul Searchers / Midnight Sun
Chuck Brown & The Soul Searchers / Moody’s Mood
Chuck Brown & The Soul Searchers / Woody Woodpecker
‘Here We Go Again’ (“Future Sound”盤での曲タイトル)
Chuck Brown & The Soul Searchers / Here We Go Again
Chuck Brown & The Soul Searchers / Harlem Nocturne
Chuck Brown & The Soul Searchers / The Message
CD盤では、前述の”Any Other Way To Go?”（87）に収録。
以降は、
”Chuck Brown & The Soul Seachers”の86年、87年にリリースされたアルバム（LP&CD）について触れます。
長文ですので、ご興味のある方のみお読み頂ければ幸いです。
尚、当時の音楽雑誌等の情報、及びLP&CDに詳細のクレジットが無い為、アルバムに記された情報と、音源から述べたものです。
小生の勘違い等御座いましたら、何卒ご容赦頂きますようお願い致します。
先ず、アナログ盤LPについて
レーベル - FUTURE SOUND AND RECORDS & TAPE
アルバムタイトル －CHUCK BROWN & THE SOUL SEARCHERS “LIVE” （LP）
リリース － ８６年
トラック
SIDE A – GO-GO SWING (16:59)
SIDE B – HERE WE GO AGAIN (15:40)
(Jacket Made in Canada)
レーベル －RHYTHM KING RECORDS IN ASSOCIATION WITH MUTE RECORDS LTD.
アルバムタイトル － CHUCK BROWN & THE SOUL SEARCHERS / LIVE ’87 DOUBLE ALBUM
リリース － ８７年
サブ・タイトル
SAT. MARCH 28 10:00 P.M. ‘TIL LATE ADMISSIONS $ 7.00
D.C.’S NO.1 BAND CHUCK BROWN AND THE SOUL SEARCHERS
<< SHO YUH RIGHT >>
TO
<< I NEED SOME MONEY >>
トラック
Side One
01.Dedication
02.Downright Country Boy
03.Stormy Monday
04.Kickin’ The Jams
05.Jazzy Jamm
06.We Need Some Money
Side Two
01.Love Boat
02.Sho’ Yuh Right
03.Boogie On Go-Go Woman
04.Peace & Love
05.We Need Some Jazz
06.I Am Somebody
07.Rumours
Side Three
01.Go-Go Swing
02.It Don’t Mean A Thing (If It Don’t Have The Go-Go Swing)
03.Midnight Sun
04.Moody’s Mood
05.Woody Woodpecker
Side Four
01.Here We Go Again
02.Harlem Nocturne
03.The Message
Members － Chuck Brown & The Soul Searchers
Chuck Brown – lead guitar, lead vocal
John M. Buchanan – keyboards & trombone
Leroy Fleming – tenor sax & background vocals
Curtis Johnson – keyboards
Donald Tillery – trumpet & background vocals, tambourine
Ricardo (Ricky) D. Wellman – drums
Rowland Smith – congas & background vocals
Glenn Ellis – bass guitar & Percussion
Recorded Live at Crystal Skate
＜LP盤 “Live ‘87”のダブル・アルバムについて＞
アナログの４面（各Side）は、ノンストップで曲に切れ目が無い。
Side 3 &4は、’Future Sound’のLP（86年）と同一
（但し、‘Future’盤では、片面１曲扱いが、前述の様に曲タイトルが細分化されている）
レーベル － RHYTHM ATTACK
タイトル － ”Any Other Way To Go?” (Made in W.Germany) （LP）
リリース － ８７年
トラック
Side One
01. Run Joe
02. Stormy Monday
03. Family Affair
Side Two
01. Do That Stuff
02. Go-Go Drug Free
03. Be Bumpin Fresh
次にCD盤について
（86年、87年にリリースされたCDをこれから購入しようとする方へのアドバイス）
＜CD盤 “Go-Go Swing Live”について＞
レーベル － FUTURE RECORDS & TAPES
リリース － ８６年
トラック
01.It Don’t mean A Thing (If It Don’t Have The Go Go Swing) (3:15)
02.Midnight Sun (3:24)
03.Moody’s Mood (5:07)
04.Woody Woodpecker (2:23)
05.Harlem Nocturne (5:51)
06.Run Joe (8:54)
07.Stormy Monday (5:46)
08.Boogie On Go-Go Woman (7:02)
09.Family Affair (6:12)
10.Take The Go-Go Train (4:52)
11.Day-O (8:23)
メンバークレジット － 無し
補足
①“Future”盤及び“Live ‘87”が原盤となっている。
但し、次に述べるCD盤”Any Other Way To Go?”と同じ曲タイトルでも
’02.Midnight Sun’, ’03.Moody Mood’以外はカッティングが異なっている。
②‘Live ‘87’で表記してあった曲名’Go-Go Swing’は、’01.It Don’t Mean・・‘の一部として扱われている。
③‘01.It Don’t Mean・・’の頭出し部分が、２小節カットされている。
④’04.Woody Woodpecker’と、次の’05.Harlem Nocture’は切れ目なく続いているが、アナログ盤の’Woody Woodpecker’の後半がカットされ、’Harlem ・・‘と繋がれている。
⑤Future盤の’Here We Go Again’の後半部分約1分が’05.Harlem Nocturne’の冒頭に出てくる。
又、エンディングは編集されている。
⑥’06.Run Joe’は、Future盤及び”Live’87”の未収録曲。
⑦’07.Stormy Monday’は、’Live ‘87’のSide Oneの
’Downright Country Boy’の一部 + ‘Stormy Monday’ + ‘Kickin’ The Jam’の一部。
⑧’08.Boogie On Go-Go Woman’は、’Live ‘87’Side Twoの前半部分の一部。
⑨’09.Family Affair’は、’Live ‘87’Side Twoの’Boogie ・・‘から続く’Peace & Love’の一部。
⑩’10.Take The Go-Go Train’は、”Live ’87”未収録部分。
又、’09Family Affair’から自然に繋がっているが、”Live ‘87”では、別トラックが続いている。
⑪’11.Day-O’は、スタジオ録音。
”Liaison Records”から93年にリリースされたGo-Goのコンピ盤”The Inner City Groove”(CD)に収められた同曲（6：59）のロング・ヴァージョン。
＜CD盤 “Any Other Way To Go?”について＞
レーベル － Rhythm Attack
リリース － ８７年
トラック
01.It Don’t Mean A Thing (3:37)
02.Midnight Sun (3:25)
03.Moody’s Mood (5:07)
04.Woody Woodpecker (4:48)
05.Here We Go Again (5:14)
06.Harlem Nocturne (5:35)
07.The Message (4:50)
08.Run Joe (8:11)
09.Stormy Monday (5:46)
10.Family Affair (7:25)
11.Do That Stuff (3:51)
12.Go-Go Drug Free (7:01)
13.Be Bumpin Fresh (8:29)
ライナーに記された内容は、LP盤裏ジャケと同様に「曲タイトル」、「メンバー」の他、
Produced by Reo Edwards
Recorded at Sheffield Studio and Live at Crystal Skate
Engineered by Bill Mueller
Mixed by Reo Edwards & Chuck Brown
Original tapes licensed by FUTURE SOUNDS
This album compiled by RHYTHM ATTACK
Coverdesign by Ivana Ventresca
Pictures by David Corio
Mastered at Tonstudio Bauer, Ludwigsburg
Executive Producer:: Stephan Meyner
補足（”Go-Go Swing Live”の項で述べた内容は割愛）
①CD盤の0１から07は、Future盤、及びW・LP盤”Live ‘87” Side3&4と全く同じもの。
（0１から0４がFuture盤の’Go-Go Swing’、05から07が’Here We Go Again’。それぞれノン・ストップ）
②08以降の曲は、本アルバムのアナログ盤と同一曲。
③’08. Run Joe’の頭出しは、”Go-Go Swing Live”と同じだが、こちらの方はショート・ヴァージョン。
④’09. Stormy Monday’は、’09. Run Joe’からノン・ストップで続いている様に聴こえるが、編集され繋げられている。
⑤’09.Stomy Monday’は、”Go-Go Swing Live 09”と同じ5：46であるが、”Go-Go Swing Live”の同曲とカッティング部分違い（？）
⑥’10. Family Afair’後半に”Go-Go Swing Live” ’10. Take The Go-Go Train’のフレーズに繋がっているが、
“Live ‘87”では別のトラックの流れになっている。
⑦’11. Do That Stuff’(ライヴ)は、”Live ‘87”のSide 1&2でのオーディエンスと同じ声の様に聞こえる。
⑧12＆13はスタジオ録音盤。
⑧“Go-Go Swing Live”と比べると音質がクリアの様に感じる。
一読頂き有難う御座います。
團