先日ちょっとお話しましたが、全国の病院で「包括ケア病床(病棟)」がつくられていて、
当院でも導入が計画されています。
聞きなれない方も多いと思いますが、自宅に退院することを前提とした病床で、最長の入院期間は60日です。
在宅への流れをつくるための国の方針でできた病床なのですが、多くの病院が困っているのが運営ですね。
基本的にリハビリや薬などは全部「包括」なので、何かやることが多いほど病院の収入は減ってしまいます。
もっと言うと、包括ケア病床には
あまりやることがない患者さんを入れないと病院の経営は苦しくなるということです。
でも、「やることがない患者さんってそもそもいるの?」となりますし、ちょうどこの病床に見合う患者さんさんを探すのも大変です。
という感じで、(地域連携室長も兼任しているので)こんな仕事もしています。