関節鏡を使って関節の表面を削って平らにし、軟骨の破片などの刺激で炎症が起こる事による痛みの発生を防ぎます。
術後は痛みが緩和され、股関節が動かしやすくなるのですが、この手術は股関節の形の異常を直すわけではありません。

状況によっては症状が再発する恐れがありますが、傷も小さく低侵襲なので、人工関節や骨切り術など大きな手術を受ける前に一度受けてみたいという患者さんには良いと思います。