退院し家に入ると 居間に ベッドがありました。

長女が 私の病状から 床に布団を敷いて 寝起きすることは

無理と判断し用意してくれました。

寝室より 家族の目が行き届き 私も孤独にならないで済むとの

配慮からです。

家族の話し声、テレビの音やキッチンの音が聞こえ

「一人じゃないんだなー」。いろんな不安がある中でも

心が休まりました。

入院中 家族 医師や看護士以外

誰とも話をしませんでしたので

よけいに身にしみました。

入院患者同志 お互いの病気を打ち明けあい

慰めあっている人たちを見ました。

たぶんその人達はまだ回復の見込みが多い病だから話し合える。

そう思いました。(私の偏見で)

声を かけられ 訊ねられたらどうしよう

「膵臓ガン」と聞いただけで

眉をしかめ お気の毒にと

思われることがいやだった。

そんなことから解放されたのも良かった。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ  

↑ブログランキングに参加中です。↑
1日3個のクリックをしていただけるとたいへん励みになります。