先回までで、中丹田・命門の二竅穴が、臨終時の生命維持エネルギーの移動に大きく関わっていることをお話ししてきました。そのときの三元エネルギーの移動について、一例を挙げてみましょう。

十年ほど前、私を非常に可愛がってくれた義理の叔父が亡くなりました。大変人情深い叔父でしたが、見えないものを全く信じることが出来ない頭の固いところもありました。晩年は、癌があちらこちらに転移し、手術を繰り返し闘病生活で過ごしていたのです。むろん気功などのものは一切拒み続けたため、元極の力を施すことも出来ず、恩を返すことが出来ませんでした。

亡くなる直前、私は十数人を連れて中国蓮花山に行っていました。帰国までまだ五日ほど残していた日、日本から一通のFAXが届きました。叔母からのもので、叔父が危ないとのこと。しかし、仕事で行っているのだから、それが終わるまで帰らなくてよいと、書いてありました。

そこで私は、どれだけ可能かはわかりませんでしたが、叔父の中丹田、命門に遠隔で三元エネルギーを五日間休みなく送り続けました。帰国し、すぐ病院に駆けつけましたが何とか命はつないでいました。しかし意識が有るのか無いのか、最後まで話すことは叶いませんでした。

それから病院に三日間くらい通い、貫頂などをし続けていたある日、病室で突然叔父の容態が急変したのに気がつきました。咄嗟に中丹田に手を当てると「ボコ、ボコ、ボコッ・・・」と、臍が大きく動いていたのです。そこに居た叔父の次女に「すぐ医者を呼べ」と伝え、売店へ買い物に出ていた長女を呼びに走り出しました。

長女を捜しつつ、叔父の体を観じ(感じ)ながら大きな病院の中を走っていました。中丹田の生命エネルギーが、熱した鉄板の上で踊っているように激しく動いています。
そのエネルギーが突然、「すとっ。」と、下へ落ちて動きが途絶えました。

「ああー、逝ってしまった!」と思い、すぐ病室に戻りましたが、すでに帰らぬ人となっていました。

作り事ではなく、私が経験した劇的な「中丹田と命門」の働きの話です。   (つづく)


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