中日ドラゴンズの藤井選手がオープン戦で絶好調だ!!
昨年までは、右打席で打っていたのを、今年からスイッチヒッターに転向した。
普通なら片方の打席にかける練習量が半分になってしまうので不利のように思われるものだ。しかし、藤井選手はこれまでのオープン戦戦績で(3/13現在)12球団中の三冠王である。

41打数19安打4割6分3厘、3本塁打、10打点。
昨年一年で、35打数6安打1割7分1厘、あまり一軍の試合にも出してもらえなかった。
このブレークは何なんだろう?

これはたぶん、「利き眼」に関係があると思われる。
人は物を見るとき、両眼で見るが、必ずどちらかの眼球を主体として見ている。
野球のバッティングの場合、投手と正対して構えるのではなく、横向きに構えている。

右バッターの場合、左目が前方向にきて、右目が後ろとなる。
やってみれば分かるが、右に構えて左目を隠すと、つまり右目だけで見ると、
鼻が邪魔で右ピッチャーの球の出所が見えない。リリースポイントが分からないのである。

片目だけでは遠近感が出ず、正確にバットで捉えることが出来ない。
常日頃、右目を主体として見ているバッターは、鼻で隠されて右目が球を見ていないところから、急に球の位置が感覚的に変化するのである。

ところが、利き眼が前にある場合は、最初から最後まで主体となる眼がボールを見ることが
出来ているので、しっかりとバットで捕らえることが可能となるのだ。

藤井選手は、昨年右打席で、左投手に対して  3割3分3厘だったが、
                  右投手に対しては、0割8分7厘しか打てなかったのである。

スイッチヒッターになれば、右投手のリリースポイントはしっかり見ることが出来るし、
左投手についても、右打席で右目は後ろには来るが、左投手のリリースポイントは背中側ではないので、しっかりと見えて、打てるようになるのである。

全て成績が、この利き眼で決まるわけではないが、大きなファクターの一つとなっているのである。然るに、このことは殆ど今までプロであっても、考慮に入れられていないのである。

藤井選手には、今後も是非頑張っていただきたいものである。
参考までに、中日スポーツの藤井選手に関する記事をリンクしておく。

中日スポーツ


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