元極功法の閉関とは 1 | 気功教室 日之本元極からのお知らせ

元極功法の閉関とは 1

我が師・張志祥が修錬時代、

その先代・母親から「閉関をする時が来ました。」と言われた時がありました。



何をしたかと言えば、人の出入りの少ない一番奥に有る部屋のベッドの下に、

深さ160センチくらい、人ひとりが胡座(あぐら)で座るのやっとの広さの穴を掘り、

母と妻以外には誰にも告げず籠もったのです。



閉関を始める時、梯子で穴に入り、その後梯子を外して、

穴の入り口はベッドで塞(ふさ)ぎます。

日に三回、水と食事を下ろす以外は外界との接触は一切ありません。


この状態で十ヶ月、修練を続け、心を磨くのです。



これは元極特有の修練方法で、効力を高める重要な方法です。

しかし誰でも好きな時にやればよいというものでもなく、

そこに至るにはそれなりの修練段階に達している必要があります。



達磨大師が面壁九年、少室山(しようしつざん)の麓で蟻とオケラが争う音が、

まるで雷鳴の轟きの如くに響いたというような故事も嘘ではなく、

閉関の類である修練方法といえます。



ウィキペディアには以下のように説明されている。(2012.08.20時点)

嵩山少林寺(すうざん しょうりんじ)は、中国の河南省鄭州市登封にある中岳嵩山の中の少室山の北麓にある寺である。
インドから中国に渡来した達磨による禅の発祥の地と伝えられ、中国禅の名刹である。
また少林武術の中心地としても世界的に有名。
なお、しばしば誤解されるが、少林寺拳法は日本で創始されたものであり、
現在の嵩山少林寺の武術とは別物である。
伽藍は壮麗な七堂伽藍であり、北西には初祖庵、南西には二祖庵があり、五乳峰中には達磨洞がある。