歯列の矯正・歯の治療・顎関節症などについて―1
babatanukiのブログ
や、HIROHIROのブログに最近、顎関節症や歯について書かれていました。そこで、口腔内の治療について書いてみたいと思います。
この記述は、日之本元極で開催している「さとりの法」「説法-さとりののりしろ」「さとりののりあいぶね」シリーズを受講していないと理解できないかも知れません。
その講座の中で使われている独特な言葉が出てきていますから、詳しく知りたい方は、日之本元極「さとりシリーズ」受講をお薦めいたします。
まず、歯の治療は、必要最小限にしなければならないことをお伝えします。特に歯列矯正については、注意が必要です。
良い矯正と悪い矯正があります。
虫歯になって、欠けた歯を元に戻すことなどは、良い矯正ですが、もともと、歯がゆがんだ位置にあるのは、生える必要性があるからその位置に生えたのです。
歯の位置、歯の並びは、必要があって先天的な奇形によって歯が欠けてるとか、過剰に生えているので、そういう形状になったのです。過剰な歯だけを除いたり、欠損歯を埋める程度ならば、まだしも、欠損しているからといって歯列の全体をいじってはいけません。
歯列の矯正とは、できるかぎり最小限に、元あるところに、収めることを目的にして行われなければなりません。
歯というのは、根の結果の「は」です。「ね」が変わらないのに、「は」だけを変えてはいけません。
「ね」から「くき」、「くき」から「は」が出ている訳です。
その結果の「は」ですから、「ね」も「くき」も「みき」も、 健全になった結果、歯が動くのであれば、それは、良い矯正といえます。
からだの 土台が変わっていけば、歯がゆがんで「ね」から「ねこそぎ」変わっていった結果、歯並びが、悪くなる可能性もあります。もちろん、改善する場合もあります。つまりは、「は」は、人の身体の結果の「は」だということです。
「は」だけを治してはいけない。「は」だけを無理に治すと 「ね」が「くさる」ということになってしまいます。そもそも、それぞれに、さだめられた歯列のアーチがあります。そのアーチをほぼ変えない程度に、乱れている歯を治す行為は、まあかろうじて許され得る範囲でしょうけれど、それとて身体の他の箇所に大きな影響が出てくるでしょうから、しない方が賢明だと言えます。
それぞれの骨格の結果として、あたえられた、歯のアーチや高さを根底から変えてはいけないのです。異常なこと(一般的な異常を指しているのではありません)を治す程度の矯正に止めるべきで、根幹から治そうとするのは、矯正ではなく、改悪であるのです。
以上述べていることが、さっぱりお判りにならない方は、我慢して、次回もお読みになると少しずつその内容が明らかになります。
(つづく)