オークスのベッラレイアは早仕掛けだったのか? | 「政治騎手」のブログ by ヒノ

オークスのベッラレイアは早仕掛けだったのか?

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少し古い話題ですが、ベッラレイアは今秋、武豊騎手とのコンビに。ということはオークスでの秋山騎手の騎乗が騎乗ミスとはいわないまでも、関係者にあまり評価されなかったということでしょうか。オークスでは結果的に早め先頭から押し切れなかったのですが、仕掛けのタイミングがベストだったのか早かったのか振り返って見たいと思います。私個人はその伏線はフローラSにあると思っています。
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フローラSの直線。大外がベッラレイア。
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その前にいるミンティエアーとは内外離れている。
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ベッラレイア抜群の決め手を発揮。まとめて差し切る勢い。
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キッチリ捕らえてゴール。
これだけ見るとベッラレイアの強さが光ったといえます。この時点でオークスは決まりと思った人も多かったはず。ただ2着に敗れたミンティエアーの蛯名騎手はこう思ったのではないでしょうか。「こっちもゴールまでしっかり伸びていたが、内外離れていて馬体を併せる間もなく交わされてしまった。もし、馬体を併せることができれば違った結果になっていたかも知れない」と。なので蛯名騎手はオークスではベッラレイアと直線で馬体をあわせる競馬をしようと思ったか?思わなかったか?


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オークスの1コーナー。蛯名騎手はベッラレイアをマーク。
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2コーナーの手前でもまだマーク。
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3コーナー過ぎでもまだマーク。
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4コーナー。やっぱりマーク。
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直線。ベッラレイアに馬体を併せに行く。
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馬体を併されまいと、秋山騎手一気にスパート。
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ミンティエアーを振り切ったものの、その外からローブデコルテが強襲。
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踏ん張り切れず。惜しい2着。
私はオークスの秋山騎手の騎乗をこのように見ました。ミンティエアーに外からこられたところで仕掛けを待った方がよかったか、仕掛けて正解だったのかは私も正直わかりません。ただ一ついえることは、大レースで人気馬に騎乗する場合には、我々馬券ファンには見えない様々なプレッシャーがかかるということ。これを「政治騎手」では「シバリ」と呼んでいるいるのですが、この「シバリ」を読むことが大レースの馬券予想に非常に役立ちます。大レースのないこの時期にこんなこといってもあまり意味無いのですが……。


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