先日、スモックの作り方を習いに来てくれたHさん。
なんとご自分のミシンを持参。
話を聞くと自分のミシンがうまく使いこなせてないことを自覚しているらしい。違うミシンで習ったら家に帰っていざ自分のミシンでやろうと思ってもできない気がするとのこと。
すごくいい心がけだと思う!
いつも思うが、結構皆さん、ミシンにいろんな便利な付属品があることを知らない。
皆さんもミシンを確認してみてください。
これぐらい「押さえ」が入ってませんか
左から
①通常縫い用
②まつり縫い(くけ縫い)専用押さえ(私は針を左ポジションで端縫いに使います)
③コーディング押さえ(使ったことないけどコード縫込み専用だそうです)
④パッチワーク専用押さえ(一定幅で縫えるのでスッテチにも便利です)
⑤裁ち目かがり縫い用(端っこのほつれを防ぐための時に使う)
⑥三巻押さえ(三つ折りしながら縫える→少し練習必要)
他にもファスナー押さえやビニール素材専用押さえなどいろいろ付属されてたりして、これをうまく使うと一段も二段も出来がアップしますよ。
今回は縫い代の始末の仕方がよくわかんないって言ってるのを聞いたのでいくつか縫い代の始末の方法を紹介したいと思います。
ソーイング本をよく買われる方は「縫い代にジグザグミシンをかける」ってよくみかけませんか。
ジグザグミシンかけたことありますか?
かけてみたけどうまくいかなかった、もう知ら~ん!ってなってる方いませんか?
これを機に今一度ジグザグで布端の始末に挑戦してみましょうよ
まずこれを用意してみましょう。裁ち目かがり用押さえです。
メーカーによっては違うかもしれませんがだいたいこんな感じだと思います。
裏に布を端を揃える、というかそれ以上右にいかないようにするためのガイド(ストッパー)がついてます。
これをミシンにセットしたら縫い方メニューでジグザグまたは裁ち目かがり(ミシンによって少し言い方が異なると思いますが、かがり縫い)を選んで布端をセットしてください。
こんな感じになります
さあ縫ってみましょう!
どうですか、きれいでしょ?
これができれば、どんどんハンドメイドの扉が開かれますよ
↓ ちなみに左側がジグザグ縫い、右が裁ち目かがりです
実験したことはないですが、裁ち目かがりのほうがほつれにくい気がして
私はいつも裁ち目かがりをおすすめしてます。
「縫い代の始末 その2」
ジグザグやっぱわから~ん!きれいにでき~ん!専用の押さえな~い!
って方はこんな方法どうでしょう
バイヤステープでくるんじゃう方法です。
これは縫い合わせてからの作業になります。
布と布を縫い合わせたらその縫い代を2枚一緒にきれいに切りそろえてバイヤステープを挟んで一気にミシンで塗っちゃいましょう。こちらは直線縫いでね。
必ず縫い代に針が下りるように気を付けてね
裏返したらこんな感じ
「縫い代の始末 その3」
バイヤステープ手元にな~い!あ~んせっかくやる気出たのに出鼻くじかれた~!
もうやりたくな~い!
待って待って、こんな方法で解決できませんか?
まず布と布を縫い合わせたら、この上の布の縫い代を3分の2切っちゃいます
こうなったら下の方の布端を三つ折りして縫い目に端が来るようにたたんで
縫い代から針がはみ出さないように気を付けてミシンをかけます。
↓こんな感じ
これは少し縫い代が厚くなるので薄い生地の時におすすめです。
いろんな方法を試して脱・初心者を目指してくださいね
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