今日は白黒フィルムの現像についての記事です


カラーは恐らく家庭では無理です
温度管理などがやたらと厳しいので…




さて、用意するのはこのようなものです


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・タンク(ステンレス)
・リール





それと次が

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・ダークバッグ
・栓抜き
・ハサミ
・パトローネ(フィルムの筒のこと)




ダークバッグは二重構造で光を中に入れない構造になってます

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このように腕を突っ込んで何も見えない状態で作業します

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ダークバッグの中でやることは

・パトローネを栓抜きでこじ開ける(破壊)
・フィルムを取り出す
・フィルムのベロ(斜めに切ってある先っぽ)をなるべく直角に切り落とす
・切ったところをリールに巻いていく
・巻き切ったらタンクの蓋を閉める


という流れです





栓抜きはこのようにして使いパトローネを解体します

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無事に終わったのがこちらです
バラバラになってるのが確認できれば幸いです

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そしたら流しでの作業です




用意するのは

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現像液

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停止液

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定着液

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洗浄液

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これらは時間を守って順番に出し入れしていきます

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入れている様子

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このくらい入れたら蓋をします

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ストップウォッチ用意です

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攪拌(混ぜること)をちゃんとします

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また別の液を入れてます

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これは定着液…かな

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定着液までくれば蓋を開けても感光しませんので開けて爪楊枝とかでグルグルしてます

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そしたら水で洗います

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画像は無いですがここで洗浄液(クイックウォッシャー)を入れて洗って時間短縮をします



そしたらあとはフィルムを干します



これはうちの自作のハンガーです


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市販だとこのようなものでパチンと留めます


これは重りの役割をします

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乾燥中です

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こんな感じなのが白黒フィルムの現像の流れです



最初のダークバッグの作業は少しだけ慣れが必要ですがあとは時間通りやれば何も失敗するようなことはないです

これらは全部ヨドバシカメラなどで普通に売ってます





「自分で現像している」楽しさはいいものです


今度は引き伸ばしについても紹介します

それとトイ(二眼、名称未定)で撮ったのも紹介しましょうかね