アメリカでは盛んに論文が発表されており、代替医療のなかでも
エビデンスが多く、アツい分野のようです。
【高濃度ビタミンCの作用機序】
ビタミンCが高濃度（400mg/dL）になると、ガン細胞の周囲で鉄などの
微量な金属とフェントン反応を起こして過酸化水素を生成。
正常細胞はカタラーゼという酵素が過酸化水素を中和するので影響を
まったく受けない。
ガン細胞の多くはこのカタラーゼが欠乏しており、過酸化水素を中和
できずにダメージを受けて破壊される。
すなわち、ビタミンCは高濃度になると栄養素ではなく抗ガン剤として
働く・・・。
【治療が有効とされる癌の種類】
研究中
【副作用】
ほとんどないが、事前の検査で点滴が受けられない場合、
持病の投薬に注意が必要な場合がある。
ブログを見ていると、１００mg近い本当に高濃度なビタミンを
点滴すると、気分が悪くなったり吐いたりする女性が
見受けられるようです。
わたしは抗ヒスタミン作用と思われる、強い眠気が出たことが
一度ありました。
空腹はよくないので、事前にご飯を食べてくださいとアドバイスを
受けてからは出ていません。
【費用】
自由診療のため、基本的にかなり高額(;´･ω･)
各クリニックのサイトでわかります。
だいたいの相場はあるけど病院によりマチマチ。
1回20,000～30,000円くらい？
安いと15,000くらいのところもあるけど、ビタミン量が上がるにつれて
金額が上がるところが多い。
初診だけで70,000くらいとるところもある・・。
これを治療のためなら週に１～２回やらないといけないのだ。
しかも最初少量から投与をはじめ、有効血中濃度に達するまでに
最短でも４回はかかる。
喫煙者などビタミンの体内消費量が多い人はもっとかかるようだ。
わたしはたまたま近所にビタミン点滴をやっているクリニックが
ありそこに通っている。
どう考えても看護師さんの点滴や採血が下手すぎて痛いのだが
金額が比較的良心的なので・・。
（点滴はビタミン含有量に関わらず一律20,000程度。
採血ありのときはプラス3,000円くらい。高額な初診料もなし）
担当の先生は、一応そのクリニックでは「癌に詳しい専門の先生」
らしいが、ビタミン点滴で治しましょう！という感じはまったくない。
まあ、やって体に悪いことはないので・・・、程度（笑）
実際、再発予防で点滴を続けていても、再発しちゃった人も
いるらしいので。
わたしもやらないよりはやっておくか程度の気持ちで続けている。
何せ、ビタミン点滴を落として、有効血中濃度を保っているのは
１～２時間程度なのだ。
食事療法とサプリメントのお蔭か、血中濃度は順調にあがり
65gで400mg/dLを超えたので、以降は65ｇで継続。
（有効血中濃度はこれ以上あげまくっても効果に差異はないらしい）
手術前から始めたけど、有効血中濃度に達したのは術後のため
残念ながら効果は図れず。
一応これからも続けます。
【高濃度ビタミンC点滴に関する情報サイト】
点滴療法研究会
http://www.iv-therapy.jp/index.html
超高濃度ビタミンC点滴療法
http://ootsuka.typepad.jp/
「高濃度ビタミンC点滴」で検索すると
色んなクリニックのサイトでも内容がわかります。
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