実際に福島民友社に問い合わせてみた

電話に出た担当者とベレッタの会話

ベレ「福島民友の10月17日の紙面で、57万ベクレルのプルトニウムが検出されたことになっているが、これはセシウムの間違いではないか?その講演会のデータでも核種はプルトニウムと書かれていない」

福島民友社「この准教授が講演会でプルトニウムの数字と言っていた、と取材した記者が言っている」

ベレ「改めてその准教授に確認はしたのか?直接訊いたのか?」

福島民友社「改めて問い合わせてはいない、講演会でには記者が行って聞いているので直接取材して訊いたのと同じだ」

ベレ「資料だと10月2日に採取して、10月3日測定の暫定値が出ているが、一日でプルトニウムの検出ができているがありえない」

福島民報社「それは確証がある話ですか?」

ベレ「資料だとそうなっているしありえない、その確証をとるのがあなたたちの仕事、もういいです」


2回目(受け答えが横柄で、腹が立ったのでもっかい掛けた、「確証のある話か?」って「お前のとこの記事も確証のある話しなんか?」と非常に腹が立った)

ベレ「確実な話一日で検出ができるわけがない」

福島民友社「記者がこの准教授に確認しようとしているが連絡がとれていない、同様の問い合わせが複数あり確認しているが、連絡がつかずにいる」

ベレ「確認がとれて誤報とわかれば訂正するのか?准教授が勘違いして言った、分析中とあるが、プルトニウムは分析中というのと、この数値がプルトニウムの数値というのを記者が聞き間違えたのではないか?」

福島民友社「こちらもその可能性があるとして確認しようとしている、誤りなら訂正記事を載せる」

ベレ「それは記事にする前にやっておくこと。とりあえず早く確認をとってください」終

手詰まりになったので、主催した「双葉町復興まちづくり委員会」に電話で聞いてみた

双葉町埼玉支所 企画課企画調整係 中出氏との会話

ベレ「そちらの講演会で、双葉町の工業団地付近で、プルトニウムが57万ベクレル検出されたという話を、木村真三准教授がされたみたいで、福島民友で記事になっていますが」

中出「それは記事が間違いです。セシウムの値です。」

とキッパリ。


おそらく真相は

「セシウムの値を暫定値として紹介して、プルトニウムの値は長崎大学と金沢大学で計測値を分析中」

という准教授の話を

話し方が悪かったのか、記者が取り違え

「准教授が紹介した今の数値はプルトニウムの値」

と誤認して

全く確認を取らずにそのまま記事にした

ということだろう。

問題点

これだけのプルトニウムはあり得ないし、政府や他の大学などで調査した結果と百万倍以上違う

記者なら

というか

特に福島県の新聞の記者で、かつこういう記事の担当ならその辺の経緯は把握していて当然だ

一般人でも騒ぐ数字なのだから

それを本人に直接確認もせず、講演会の内容だけで記事にした模様。

ありえない

先日も読売新聞等が、教授の話を鵜呑みにし

記事にして大誤報となった


それにも劣らぬお粗末さ

大体、今更確認を取ろうとしている(しかもとれていない)時点で取材力や、そもそも記者のレベルが低すぎる

「福島民友社の優秀な記者は県外に避難してしまったのでしょうか?」

そう思ってしまうぐらいお粗末な話です。

「福島民友 復興支援プロジェクト」

などホームページでは銘打っているが、本気さを疑ってしまう

幸いにも大きな新聞社ではなく、ネットでいつものデマッターが拡散させているだけだが

(そこでも「誤報の可能性」と言われるぐらいのお粗末さ)

記者のレベルや感覚が一般人以下なのはどういうことだろう?理解できない。

とりあえず、確証のある話ですか?と言われたのですが

主催団体に問い合わせてもキッパリ「セシウムの値です」という回答なのだから誤報は確実だろう。

で、今福島民友社に電話して、一応確証がある話を伝えたので、折り返しの対応待ちです。

ここまでやるのが、情報の精査や収拾であって、「記者は一体なにをやってるんだ?」と言いたい。