フェチって響きは悪いけど実は誰でもあることだとヒミツは思います。

男性でフェチといえば、
「足首」とか「ハイヒール」とか「セイラー服」とか「ロングヘアー」・・・。
なんかこう・・・連想してみるとどれも臭い嗅いでいそう・・・。

女性でフェチと言えば、
「ノドボトケ」とか「手」とか「煙草を吸う横顔」とか「車を駐車場に入れる姿」・・・。
臭いは嗅がないけど、なんか男臭い・・・。

ちなみにヒミツはスーツフェチです。
こだわりのポイントは上着の後ろの割れ加減!!!

こぅ・・・なんていうかなぁ、後ろが一本割れはイカンのよ。絶対二本割れ!
それで首の付け根から背中、腰、上着の先端までがスッと綺麗に伸びている。

「踊る大捜査線」で言えば青島の崩れた感じより室井のビシッと系。
「演歌歌手」で言えば氷川きよしのクビレた感じより三波春夫の肉厚系。
「円谷プロダクション」で言えばウルトラマンコスモスの爽やかなムサシ隊員よりウルトラQの渋い万城目淳系。

たまりません・・・。興奮要素です。
会社でもデスクではもっさい男だけど「外行ってきます」と上着を羽織って二つ割れだったら「その後ろ!志村!後ろ!後ろ!」(←使い方が違う)と飛びつきたくなります。

しかしこのフェチは結構やっかいモンで、フェチ優先で男を選ぶとハズレが多い。
おそらく己のフェチイメージで相手を見ているからでしょう。

ヒミツも本当はもっさいのに【スーツが二つ割れだから仕事が出来る!】って思いこんでいる気配があります。

大変危険です。


この危険な場所に自ら認め、飛び込んでいる友人がおります。

それは
伝 説 の 「 デ ブ 専 」

ちなみにこの「デブ専」とは「男性がデブフェチ」のことです。
つまり友人は「みなさん。私はデブです」と認めてしまっている。

私に言わせると、そりゃちとぽっちゃりしてるかもしれないけど、大々的に宣伝するほどデブじゃなかろう・・・。アンタ「日本広告審査機構」のJAROに電話されるよ?という感じ。

しかし彼女曰く、
「やっぱり男にモテたいじゃん」

まぁ、落ち着きなさい。
それはアンタ自身に寄ってくるのではなくアンタの「お肉」に寄ってくる男だよ?


そんなヒミツの忠告を聞かず、彼女は都内で行われた「デブ専」のお見合いパーティーに参加。

当日のモテ具合は判りませんが、めでたく「彼氏」が出来た。
それはいいことだ。・・・・・が。

し  か  し

交際から2ヶ月で放置プレイ開始。

彼女は「彼は仕事が忙しくて連絡も取れないの」としょんぼりしながらかばっていたが、
どうやらあーだこーだ理由を付けて逢おうとしないらしい。

放置プレイでは誰にも語らせないヒミツから言わせると、
それはすでに捨てられています。

ズバリ言いませんが、やはり彼女もそれを察している様子で、自分のどこ悪いのかと苦悩。

そしてポツリと
「なんかHの時、腹を撫でるのが彼は好きなんだけど、
肉付きわりーよって言われたの。そこが原因かな・・・」


微 妙 に 正 解 。

のような気がする。
だって彼は「デブ専門」だから・・・。やっぱりJAROでしたか・・・・。

彼に言わせると「インド料理屋」の料理長が「中国人」てな感じ?

確かにそりゃないだろ。

と思うわなぁ・・・。


でもそんな男は別れて正解なのだよ・・・・。
もう「専門」はやめときなさいな。

しかし彼女はまだ「専門」で恋人探しをするらしい・・・。

健闘を祈る・・・。


ではまた。