柴田講平の飛躍に期待! | ひめ虎~タイガースを応援するぞ!

ひめ虎~タイガースを応援するぞ!

秋山拓巳投手のグルっぽ立ち上げています。
また、カネアラ公式ブロガーとしても活動しています。m(__)m

こんばんは!


大変遅くなりましたが、2日夜、

CS・GAORAで放送された新春特番
『マンデー タイガースTVの新春特別番組』の模様をお知らせします。


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~7年ぶりのリーグ制覇を目指して新たなシーズンを迎える阪神タイガース。注目は2008年度ドラフト2位で入団した期待の若虎・柴田講平。2011シーズン、開幕一軍で迎えた5月にプロ初安打、初スタメンを経験。出場するたびに成長を見せ、シーズンを戦い終えた。番組では、20年前に柴田と同じ背番号00を背負い、若手選手として活躍した亀山つとむとの“新旧00対談”が実現。~ 2011年高知安芸秋季キャンプでのインタビュー


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亀:今シーズン見ていて、背番号00がもう、バチッと自分のものになってきましたね。
柴:そ、そうですか(苦笑)・・・。
亀:もう、(自分を)軽く超えることを想像できるね!
柴:いや、まだまだです。(笑)
亀:だけど、今シーズンっていうのは、いろんな経験ができたシーズンじゃないですか?
柴:そうですね。ほとんどが、ホントに経験がなかったことばかりだったので、充実してるというか、吸収することばかりだったので、とてもいい一年になりました。
亀:タイガースの選手として一年間やりきった、まさに完走ですね。
柴:どうですかね・・・。自分の中ではまだまだ足りないことっていうのがすごくあったシーズンでもあったり、まあ、それでも、自分の目標というのが定まってきたというか、自分がやるべきことっていうのも自分でやっとわかるようになってきたので、この一年間で、タイガースでいろんな緊張感というか経験をさせてもらって、僕自身を成長させてくれた一年でした。



~ナレーション~
やるべきことが見え始めたという柴田の2011年シーズンを振り返る。
4月12日、プロ3年目にして掴み取った開幕一軍。


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亀:どうでした、開幕で一軍にいるっていうことは?
柴:うーん、特別な感情というか、緊張感がありましたね。
亀:何年か前に、チャンスあった時に骨折したもんね。
柴:去年です。
亀:去年?、あれは去年か!それから一年悔しい思いというか、絶対に一軍に上がるんだ、残るんだっていう気持ちは、ずーっと持ち続けていましたもんですか?
柴:そうですね、去年のこの時期、秋季キャンプが始まった時からですね。来年こそは必ずという、その気持ちでこの一年に向けて頑張ってきたので、まあ、良かったと思います。




~ナレーション~
開幕後、一度はファームへ降格したが、再昇格した5月13日、忘れることの出来ない瞬間が近づく。代打で登場し、中日の浅尾からレフト前へプロ入り初ヒット!


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亀:中日の浅尾君からプロ初ヒットということでしたけど、初ヒットを打った時はどうでした?
柴:やっと、プロ野球選手になれたなっていう、やっとスタートラインに立てたなっていう気持ちがありましたね。
亀:いいよね。初ヒットが浅尾からいうのはね!
柴:はい、周りからも言われますね(笑)。
亀:ね!これ、敗戦処理で出てきたピッチャーの名前だとね、ずっと出るからね。ずっと残っても一番響くところで打ったと思うんですけど。ちなみに、ヒット打った時のボールってどうしたんですか?。
柴:あの~、実家の方に送って、両親にプレゼントしました。

亀:サインとかして・・。
柴:してないです。そのままです。
亀:浅尾君のだよ!
柴:えっ、浅尾?
亀:浅尾君だよ(笑)
柴:ああ、浅尾さんにサインですか?
亀:良かったら、サインをって!
柴:そ、それは・・・(爆笑)。

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亀:それから、交流戦では、5月21日のソフトバンク戦で、杉内君からもヒットを打ったということですけど、これは、福岡で打ったのかな?
柴:はい、ヤフードームです。


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亀:地元で打ちましたが。
柴:いや、ヒット打ったのは覚えてるんですけど、ほとんど緊張してたんで、初スタメンの時でしたから。
亀:そうやね、9番、センターでね。
柴:初スタメンで、緊張で、緊張感が強すぎて、ヒット打ったのは覚えてるんですけど、それ以外は全く覚えていないんですよ。
亀:なるほどね。相当、仲間も親も来てくれてた?
柴:そうです、同級生も見に来てくれてましたし、テレビでも観戦してるっていう連絡も来てましたので、そのことは覚えていますけど、試合全体の内容は全くもう・・・、緊張で覚えていないんです。
亀:だけど、本当のスタートラインはそこだったかもしてないですね。
柴:そうですね、はい。
亀:杉内君のも貰えばよかったのに、サイン貰ってね(笑)
柴:またですか(笑)?
亀:そう、サイン貰って。
柴:いや、その・・・。
亀:ほら、コレクションで(爆笑)
亀:でも、これで、正直、ある程度やって行けるなって言う自信は付いたでしょ。
柴:そうですね、対応力はついたかなっていうのはあります。



~ナレーション~
名名たる投手との対戦を重ねていく中に、バッティングにおいて確かな手ごたえを感じつつあった柴田。そんな彼が意識し続けたもの。それが送りバントだ。


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柴:バントに関しては、今年の春先のキャンプから、すごい苦手意識っていうのが僕の中にあって、シーズン入っても、バントのところで交代とか、代打のバントにも起用されないという状況が続いていてて、そして、初めて、代打で送りバントを決めてから(8月20日対横浜、7回表に代打に起用され、送りバントを決める)、そこから、自分の中で、バントの大事さっていうのをすごく感じて、バントにこだわりを持つようになってからは、決まるようになりましたね。
亀:バントのこだわりというのは、どういう所に?
柴:あの、やっぱり、ランナーを進めて、それが得点に繋がるいい流れに繋がっているというのを試合の中で感じることができて、チームのために仕事ができたという、すごい達成感というか、貢献できているというのを感じたので、やはり、こういう小技も大事だなって、改めて思いましたし、もっともっと、上達しないといけないと思いました。
亀:一つ欲を言えば、せっかく足を持っている選手なので、足がもっと生かせるような、セフティーバント系、ドラッグバント系が見ている印象では少なかったのかなって、仕掛けも含めてね。そのあたりはどうなの?どんどん打っていこうという意識があったのか、一杯いっぱいだったのか。
柴:一杯いっぱいじゃなかったんですけど、何度か、挑戦しようとしたことはあったんですが、セフティーバントをしてアウトになるより、しっかり振ってアウトになった方がいいかなと、だから、(バントは)早いカウントでしか考えてないので、その球がポジショニングとかいろいろ見て、結構厳しいなっていうこともあったので、結果、する機会が少なかったので、それも一つの課題として、今年のキャンプでもやっています。
亀:左バッターだし、その構えをすることで、一塁手がちょっとでも前に来るとか、イニングの後半になると、一塁、三塁線はしまっている、三遊間や一二塁間が、広くなりやすいというところとか、仕掛けも含めてね、いい先輩というか、お手本になる選手と言うと、平野選手なんて、しょっちゅう、そういうことをするじゃないですか。あれなんか見てて、何か感じないですか。
柴:試合中、そういうところを僕は見てるので、まあ、試合出ている出ていない関係なく、ベンチだろうがいろんな勉強をさせてもらってます。


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亀:あとは、足の速さからいくと、もっと走るということをね、今シーズンは7盗塁という結果で、もう少し走れてもいいのかなっていうところと、なんと、ジャイアンツの阿部君から3つも走っているんですよね。走りやすい?。
柴:いや、そういうわけじゃないです (笑)。
亀:もちろん、相手はバッテリーとの共同作業で来るわけですから。
柴:まあ、癖だったり、そういうのを自分で勉強してるので、そういうところで、盗んだりとか、自分のタイミングとスタートを切る勇気とか、そういうのを大事にしてるので、そこで、まあ、いい結果が巨人戦で出たのではないかと思います。



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亀:逆に足りなかったという部分は、どのあたりになってくるのかな?
柴:やっぱり、守備ですかね。守備の繊細さというか、そういうものにおいて、自分に欠けているというか、足りないということを感じました。


~ナレーション~
9月14日甲子園5回表、レフトへの飛球を柴田が落球。


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この日、シーズンで3つ目のエラーを記録。

後につかみ取った自身初のヒーローインタビュー(9月24日)。

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柴田の第一声は、ファンへの謝罪であった。~柴田 皆さんには大変迷惑をかけております、これからも頑張っていきます。~

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亀:大事に行かなきゃいけないっていう意識が、シーズンが進むにつれて、本来の動きじゃない動きになっていった気がするんですよ。逆にもっと思い切って失敗をしてもいいじゃないかとぐらいに。ちょっと慎重な守備っていうのが気になったんですよ。
柴:そうですね。どんどん試合に出るようになって、自分の中でプレッシャーというか、ミスしたらダメだとか、そういうものが先に浮かんできて、やっぱり、消極的なプレーになったりとか、そういうマイナスの結果になってしまうケースがすごく多くなってきたのでそれは感じました。
亀:その辺を含めて、今度、新しく入って来た関川コーチに聞いたんですけど、持っているものは高いから、もっとどんどんやればいいのにっていうことを言ってましてね。コーチからどういうアドバイスをもらっていますか。
柴:このキャンプでは、基礎的なことをやっていこうと、基礎的な、土台からやっていければ応用ができるようになってくると。まずは基礎が大事だということはキャンプ始まってからずっと言われているので、そういったことから、僕も基本からできるというチャンスでもあるし、また、学べることでもあるので、今はずごく考えながら自分で、まあ、関川コーチといろいろ話して、捕球の仕方とか、ステップの使い方とかいろいろ聞いたり、自分の意見も言ったり、そういうことをやりながら練習してます。



~ナレーション~
基礎的なトレーニングの積み重ねが守備の繊細さを生み出す。新しくチームに加わった関川守備走塁コーチの指導にも熱が入る。関川コーチから~ガッツもあるしね、どんどん入ってくるんですよ。こいつには本当に活躍して欲しいですよ。~



柴:盗塁だと、ちょっとスタートを切るときの反応とか、それは守備にも繋がってくるので、守備の練習だと、足の使い方とか、いろんなことを関川コーチに指導していただいているんですけど、一つ一つ細かなところを大事に動いていこうとは言われているので、そういうところを全部走塁に繋げたりとかそういう風にやっています。
亀:外野手といえば、俊介君。彼自身も来シーズンは、オレはもっとやってやるんだという気持ちで来ると思うし、いいライバルであると思うんですよね。それと、ドラフト1位の伊藤選手も外野手ということで、非常に若手の競争が激化すると思うんですけど。
柴:・・・(苦笑)、そうですね、まあ、もちろんライバルですけど、僕は自分のできることをやるだけなんで、自分が持っているもの以上のものを求めてもいい方に繋がるとは限らないし、今、自分がやるべきことを、持っているものを出し切れる選手にならないといけないので。



~ナレーション~
亀山が話を聞いたこの日、誰よりも早くグランドに現れた柴田。力の限りを尽くす。2012年シーズンに向けて彼の目線の先には一体何があるのだろうか・・・。
柴:来シーズンは、144試合出たいというのは、もちろんありますし、その144試合出る中で怪我はしないというか、常に100%の状態を一年間続けるのは無理ですけど、強い体を作り上げていきたいというのはあります。



~ナレーション~
最後に亀山は思いの限りをぶつけた。
亀:144試合ね、もし、柴田選手が出れるようなことがあれば、僕はこの近いうちにベストナイン取れる選手になっていると思います。
柴:えっ!
亀:ベストナイン、うん!
柴:そうですか・・・。(小声で)無理です・・・。
亀:今も打つところ(今季打率.271)では3割近くのところまで来るわけですから、そこを磨いて、より細かいことも身に付けば、僕は目指せると思うんです。逆に、ベストナイン目指してやってほしいんです。そうすると、もれなくゴールデングラブ賞も付いてくる!
柴:えへへへ(笑)それって、特典みたいじゃないですか(笑)
亀:いやいや、ゴールデングラブということよりは、打つ走るということも含めて総合力を上げていくことをやっていけば、そこでリズムが出来て、守るほうもスムーズに流れが行くと思うんですよ。
柴:はい。
亀:もう、00番はオレだと!本当に言って欲しいんですよ。
柴:そうですね。言える日がくれば・・。
亀:影ながら応援してますから。オレだと言ったときには、いじめにきますけど(爆笑)。
柴:わかりました(爆笑)。
亀:いやいや、ホントにね、それぐらい、ベストナイン獲るんだというぐらいの目標を持って是非頑張ってほしいと思います。お願いします!
柴:わかりました、ありがとうございました!


~ナレーション~
高い志を持って走り始めた柴田講平。彼の更なる活躍に期待したい。


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と言う内容でした。おしまい!

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