「なに」に置き換えましょう
コミュニケーションの中で、質問するときに「なぜ」から「なに」に置き換えるだけで、相手に警戒されず答えやすくなります
本日、経営者様ばかり集まる会合で「すぐにチーム内が円滑になるコミュニケーション術」というミニ講習をさせていただきました。
皆さまの共通のお悩みとして「風通しのよいコミュニケーション術を身につけたい」という課題があり、その中で「チーム全体が前向きに・建設的に速やかに問題解決できる方法はありますか?」です。
ずばり
「なぜ」のかわりになるべく(本来ならば極力)「なに」を使いましょう
です。
通常問題究明・解決する場において、「なぜ」を使うことが多く見受けられます。
ここで質問:あなたが「なぜ」ではじまる質問をされると、自分の中でどんな反応が起こりますか
・・・なんだか攻撃をうけているような、、、責任を追及されているような気持になりませんか。
そうなんです
「なぜ」には相手の責任を追及する響きがあるのです
だからそれから逃れるために「言い訳」などの「防護壁」を築くようになるのです
では、「なぜ」から「なに」に置き換えるとどういう反応が起きるのか・・・
ずばり
言われた提議を客観的にとらえることが可能になり、早く問題究明・解決に進み始めます
例:なかなか売り上げが上がらないチームミーティングの時
「なぜ売り上げが伸びないのでしょうか」
・・・「不景気だから」「暖冬で冬物が動かないから」等々
~言い訳ばかりで内心「だってしょうがないじゃん」と思っているかも
「なにが具体的に目標達成を阻んでいるのでしょうか」
・・・「不景気な流れに対してイベントがインパクト不足だったかも」等
~というように、客観的に現状をとらえ、目標達成への障害をあげることが出来るようになる可能性大に
経営者さま、チームを引っ張っていく立場にある方さまへ。
「なぜ」といいたくなったとき(言いたくなる気持ちは大いにわかります)、そこはグッと我慢して「なに」を使って言い回しを変えてみてください