鯨ベーコン、6切れ税別 399円。
鯨肉は結構好きなみかんでも、何かがなければまず買うことはありません。その鯨ベーコンを買い物かごに入れ、連れ帰ったのにはもちろん 何かがあったから。
みかんの母方のおばあちゃんと、父方のおじいちゃんは、物心ついた頃にはすでになくなっていて、あまり思い出らしい思い出というものがありません。父方のおばあちゃんは車で 1時間ほどの場所に住んでいたので、長期休みのときにはお泊りに行っていました。このおばあちゃん、ドライブインを営んでいて、小さな頃からお手伝いをしていました。みかんがお料理好きなのは、このおばあちゃんの影響が大きいのかも知れません。
母方のおじいちゃん。
老人の足でも徒歩 10分ほどのところに住んでいて、ほぼ毎日、みかんの家に来ていました。学校から帰ると、決まって縁側に座ってお茶を飲んでいました。みかんはおじいちゃんが大好きでした。そのおじいちゃんの大好物が鯨肉。ベーコンではなく、お刺身でしたが、聞くところによると毎晩食べていたそう 母が飽きるまで同じものを食べてしまうのは、このおじいちゃんの影響が大きいのかも知れません
おじいちゃんが亡くなったとき、みかんは 2週間ほど抜け殻になっていたそうです。実際、その頃の記憶はかなり混乱してしまっていて、思い出すことができません
みかんが鯨ベーコンを買ったのは、お盆で、鯨ベーコンを見ておじいちゃんのことを思い出したからでした。だいぶ長いこと、帰省していないので、お墓参りもしていません
おじいちゃんだけではなく、ご先祖さまに思いを馳せて、献杯
さて、みかん。
鯨ベーコンはマヨネーズにシラチャーソースとライム果汁数滴
でいただきます。正直に言えば、シラチャーソースは今回初めてでしたが
これまでは鯨ベーコンを食べるときには、ちょっと普通ではないのですが、柑橘系の果汁+わさびでした。これは鯨ベーコンだけを単品で食べるときで、今なら柚子わさびの一択。
野菜を巻いて食べるときにはマヨネーズ+ライム果汁。この場合の野菜はほとんどの場合、キャベツの千切り で、最近はマヨネーズにシラチャーソースを加えてキャベツの千切りサラダを食べることも多いので、この組み合わせになるのも自然な流れ。
みかんちのご近所では、ベーコンか大和煮の缶詰だけで、生肉など扱いがないので食べられないのですが、幼き日に食べた鯨肉のお刺身、味はもはや思い出せませんが、「とてもおいしいもの」として記憶に残っています。ベーコンとは似て非なる食べ物だったはず
そういえば、はりはり鍋って、鯨肉と水菜だけというのが王道
はりはり鍋
鯨肉と水菜(ミズナ)を用いた鍋料理の一種。一般的な鍋料理とは違い、水菜と鯨肉(もしくは鯨肉以外の代用の肉)以外は何も入れない簡素な料理である。 Wikipedia より 一部抜粋
のようですが、みかん、豚肉で代用したものしか食べたことがありません
はりはり鍋に使う鹿の子は通販で 100g 1200円(送料別) 、刺身用の赤肉でも 100g 550円(送料別) くらいで手に入るようなので、特別な日、そうですね来年のお盆にでも買い求めることにしましょうか。
みかんちに集合いただいて、どんちゃん騒ぎをするのも一興かも>ご先祖さま。
みかんが日本酒好きなのは、このおじいちゃんの影響が大きいのかも知れません。一緒に呑んだことはありませんが
えっと、一部の友人を除いて、みかんちゃんって
かわいっ"ぽい"飲み物が好きだよね-
ということになっているので、くれぐれもご内密に。