フィギュアスケートの採点は、
技術点(TES)+演技構成点(PCS)+ディダクション=総合点
で算出されるようになってます。。。
TESというのは、その名の通り、『技術』を採点する項目で、
基礎点+GOE(出来栄え点)=技術点
となってます。
PCSというのは、
①スケート技術(Skating Skills, 略記号:SS)
②要素のつなぎ(Transitions / Linking Footwork, 略記号:TR)
③動作/身のこなし(Performance / Execution, 略記号: PE)
④振り付け/構成(Choreography / Composition, 略記号: CH)
⑤曲の解釈(Interpretation, 略記号: IN)
これらの各項目をそれぞれ10点満点、0.25点刻みで評価し、その評価数値に項目ごとの加重を掛けて算出された得点の合計点となっています。
そして、これらは、『芸術性』の評価を行うものではないらしいです。
私が疑問なのは、このPCSというもの。
テレビなどの解説を聞いてると、どうやらこのPCSというのは、非常に主観的な項目で、選手の過去の採点を参考にしある程度の目安をつけるといわれているため、実績点が含まれているという表現を用いられてます。
そのため、実績のない選手が試合でいきなりPCSが高得点になることはあまりなく、実績に応じて得点が積み重ねられていくシステムになっているらしいです。
ここが私の疑問点です。
実績に応じて積み重ねられるって、ルールとしてどうなんだろう・・・と思えて仕方ないのです。。。
そうかと思えば、実績を積み上げているにもかかわらず、PCSの上昇が見られない選手もいたり。
ジャッジに一貫性がないと思えて仕方ないのです。
たとえば、2011年のトリノワールド女子。
先日、Jスポで再放送をしてくれていたので見てました。
解説も最新の解説になっていました。
ある選手のSP演技後、解説の方(藤森美恵子さん)が、
『ブランド力で助けられたんじゃないかと。コンポーネンツ(PCS)が結構出てますね。。。』
『普通の無名の選手なら予選落ちですね』
とおっしゃっていました。
素人目で見ても、はっきりとわかるミスに加え、覇気のない演技でした。
ブランド力で点数が上がるルールっていったい何?
疑問すぎて、もはやスポーツに思えないです。
私が素人だからそう思うのかもしれません。
でも、見ていてわけわからなくなるのは面白味が半減する。
PCSについて理解できないと書いてきたけど、技術面に関しても、回転不足やGOEについて理解できない部分が多くて・・・。
フィギュアスケートっていう競技は、素人には難しすぎる。。。
採点競技をしたことがない私には、矛盾点が多くてイライラしてくる。。。
私は、フィギュアスケートをスポーツとして見ようと思って、ルールを理解しようと思ったんですけど・・・。
過去に、『ファンが回転不足に通になることは個人的にはお薦めしません。純粋に観戦を楽しめませんから。』
と記事に書いてた方がいらっしゃいました。
フィギュアスケートはスポーツじゃないのかな、、、と感じました。
とりあえず、私が最大に理解できないのは、
『ジャッジの匿名制度』
でしょうかね。。。
はい。
ひまわり