ひまわりのこと・・・

昨日の続きです。



私は毎日、みかんと寝ます。



少しでもいつもと変わらない風にするために布団に入りました。



目をつぶるとひまわりの怯えた表情とかが出てきてしまい、



なかなか眠れませんでした。



次の日も私たちは仕事でした。



仕事行く前にひまわりに会ってから行くわ・・・



でも、帰れるとか思わせてしまうかも知れへんで



それでも父ちゃんは会いに行ったそうです。



私は１２時に仕事を終え、病院からの着信がなかったのを少し安心に思い、



すぐに病院に確認の電話を入れました。



点滴してるのでお迎えは夕方でいいと言われました。



とりあえずみかんが待ってるので帰宅してみかんを抱きしめ、



祈り続けていました。



みかんを家に残し、１９時に迎えに行きました。



震えるひまわりを抱きしめ、何度も謝りました。



涙が止まらなかったです。



先生から説明を受けました。



外傷だけで骨折や内臓もどうもなかったとのこと。



お昼にはご飯も食べたそうです。



病院の前には広い公園があります。



すごく我慢していたようですぐにおしっこ、うんち・・・



そこへ仕事帰りの父ちゃんが病院に来ました。



お父さん！こっちおるよ！！



父ちゃんが走って来ました。



暗い公園でみかんを散歩させていると見えたようで



みかん？？



ひまちゃんやで



ひまわりだとわかった途端、猛ダッシュ！！



力強く抱きしめ、ごめんなあ、ごめんなあ



と、初めて涙を流すところを見ました。



みかんも待ってるから帰るよ。



父ちゃんの車で帰る？？



俺、こっち持つわ



と、ひまわりのうんち袋と薬とエリザベスを持っていきました。



相手の人に折り菓子を持ってひまわりが大丈夫だったことの報告、



車の損害や精神的に傷つけてしまったことのお詫びをしました。



ひまわりをフリーにしていた私たちが悪いのです。



『賢い』と『お利口』は違うのです。



つづく・・・？







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