ake家の卒わん、さんちゃんがお星様になりました。
 
今日はさんちゃんの数年を振り返りながら、私からの追悼とさせていただきますねキラキラ
 
 
 
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うっわ〜瞳が何だか違う子みたい〜〜!
(晩年はタレ目ちゃんだったもんねラブラブ
 
さんちゃんは6年前、倒産したペットショップから引き出されたわんこです。
 
ペットショップの裏でケージに入れられたまま、子犬を産むためだけに7年間生かされてきたさんちゃんでしたショボーン
 
4ヶ月ほど別の預かりさんのお宅で過ごしていましたが、色々な事情で我が家にやってくることに。
 
 
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(♪さんちゃんはね、「さんご」ってゆ~んだホントはね♪)
 
我が家に来て犬生初のフリー生活、それだけでさんちゃんは喜んでくれましたピンクハート
 
お腹も出してみんな好き好き~
 
ダックスの預かりは2匹目だったんですが、まあ可愛らしい甘えっぷりで。
 
子供たちもメロメロでしたねラブ
 

 

 

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子犬のベイジ(仮名ポコ)がやってきた時は大張り切りで乳母(乳は出ないが)をかって出てくれましたラブ
 

 

 

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大希(仮名大助)の「あそぼ♡」のお誘いも喜んでお付き合い
 
よく相撲とっていたなぁ〜(笑)
 
繁殖犬としてきっとたくさんの子犬を産んでは取り上げられてきたでしょうから、初めての子育て気分なのかなあ・・なんてホロリとしましたっけ照れ
 

 

 

 
 
好きなのは子犬だけじゃありません。
 
今は亡きインコのピーちゃんが大好きで大好きで(獲物としてじゃありませんYO)
 
 
 
 
 
好きすぎてソファに飛び乗っちゃう~~チューアセアセ
 
 
あ。1匹だけ例外がおりましたっけねびっくり
 
 
 
 
ロット(仮名ゴローちゃん)がしつこく求愛するものだから、さすがにウンザリしていたっけねてへぺろ
 
そんなこんなで次から次へとやってくる預かりっことも上手に付き合ってくれて、気が付けば我が家でも早7か月が過ぎていきました。
 
その間たくさんのご支援や温かい応援を頂きましたおねがい
 
 
 
ダップルという毛色、ブルーアイの瞳はパッと見変わっていて美しいけれど、希少価値が高いなんて言って無謀な掛け合わせをしているブリーダーも少なくありません。
 
さんちゃんはアスファルトを歩くと刺激ですぐに肉球に炎症が起きてしまってね、劣性遺伝からの免疫系が弱い体質なのかも診断を受けました。
 
ですが少しずつお散歩時間を増やしていったら段々と肉球も強くなってきてね~
 
先生からも健康的な生活で免疫力がついてきたのでしょう、もう大丈夫ってお墨付きをもらった時は嬉しくて泣けた!
 
子供たちはもちろん、簡単に可愛いと言わないダンナさんまでも可愛いと言わしめたさんちゃん。毎日とっても楽しかったなあ~
 
こんだけいい子だから全くオファーがなかった訳じゃないんだけど、なんか上手く繋がらなかったのよねぇ。
 
 
 
 
 
手のかからないさんちゃんの唯一のイタズラ・・?? 
 
 
 
で。で。そんな中、運命のスコさんと出会った訳ですよキラキラ
 
 
 
 
さんちゃん応援団として、靴下やら(肉球が擦れないよう)ウマウマやらたっくさんの貢ぎ物(笑)をしてくれました。
 
我が家にも遊びに・・いや、さんちゃんに会いに来てくれました。
 
 
 
 
さんちゃんにとっては「ハムの人」状態ですよニヤニヤ
 
いつしか「さんちゃんを迎えたい」気持ちと「幸せにしてあげられるだろうか」などの不安とで悶々とした日を送られるようになったようで・・

 

 
だいたいスコさんは「犬と生活したい」なんて思っていなかったんですよね〜
 
スコさんがお気に入りのパン屋さんがあって、そのパン屋の事を書いた私のブログをたまたま見たのがきっかけでさんちゃんを知って応援してくれていた方なんですウインク
 
さんちゃんを家族・・。ものすごーーく悩んで相談されて・・「悩まれるくらいならさんちゃんは渡せないよ(笑)」と私に言われてもまた悩んで・・
 
詳しくは→
 
 
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やっぱりスコ家の子になっちゃいましたウインク
 
今までご縁が繋がらなかったのは、スコさんの怨念?執念??だったのだろうかと思ったわ(笑)
 
家族になってからのスコさんの頑張りっぷりはブログの読者様ならよ~~くご存知だと思います→「すこ日記
 
さんごはん(さんちゃん用のご飯)はいつも素晴らしく美味しそうだし、さんちゃんがちょっと不調になろうものなら病院に飛び込んで、先生にそれはもう質問攻めにして・・照れ汗
 
もうさんちゃんの事が大好きで、ちょっかいだしてはウザがられ(スコさんの本人談ですYOニヤニヤ)、でもしっかりガッチリ信頼関係があって。
 
そんなふたりのやりとりは親子というよりは姉妹はーと何とも微笑ましくて幸せな気持ちにしてもらいました。
 
で、お母さんは心配性のスコさんと逆でどーんと構えていて下さるので、スコ家のバランスはとっても素敵だったんですよね。
 
仮宿にいた時は甘々だったのに、スコ家の一員になってからはツンデレさんちゃんになりました
 
子犬にもパッタリ興味をなくしました。
 
無償の愛をもらって頑張る必要がなくなったのかなぁ??
 
 
 
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遊びに来てもらっても、こんなんばっかりアセアセ
 
(懐かしいリアン(仮名モルツ)!)
 
 
 
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歴代の預かりっこも、スコさんの美味しい差し入れを頂いたよねハート
 
真麻もウマウマだったね〜〜!
 
 
 
さんちゃんと一緒に譲渡会に来てくれたり、職場の仲間に声をかけフリマ用品を集めて沢山届けてくださったので、スコさん&さんちゃんをご存知なアグリスタッフさんも多いのではないでしょうかラブラブ
 
 
 
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そんな素敵な同僚さんの中のイトちゃんが猫のマロン&クッキーを迎えてくれたり
 
スコさんの親友じゅんちゃんが私の中学の同級生とわかり20年以上ぶりの再会ができたり
 
私にとってもさんちゃんから沢山の出会いを頂きましたキラキラ
 
 
 
勿論よい事ばかりじゃありません。
 
さんちゃんの健康面は色々心配ごとが尽きませんでした。
 
スコさんブログでも葛藤をたくさん垣間見られましたね。
 
それを読んで心配して下さる方が私へお声やアドバイスを頂くこともありましたが、とにかくスコさんの思うようにしてもらいたかった。
 
先代わんこの時からお世話になって診療時間外でも対応してくださるようなお気持ちの先生のご協力のもと、スコさんとお母さんは本当によく頑張られたと思います。
 
 
 
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亡骸を目の前にして躊躇するわたしに「ほらっ、皆で撮ろうよ!」とおふたり照れ
 
(わたしが自撮りモードで無理やりの体制で撮ったので、写メ鼻の穴どーんでしたがww)
 
さんちゃん本当に寝ているとしか思えない可愛いお顔して・・まだ柔らかくって。
 
途中でご近所さん、その夜も仕事上がりの同僚さん、じゅんちゃん、たくさんの方がさんちゃんに会いに来られたそうですよ。
 
「愛想のないさんちゃんに初めてこんなに触れた〜はーと」なんて言われながら皆さんにナデナデしてもらったそうです照れ
 
さんちゃんが皆にどれだけ愛されてきたか、スコさんとお母さんがどれだけ大切にされて来たのかがよく分かりますねキラキラ
 
 
 
昨日は火葬があり、じゅんちゃんと同席させて頂きました。
 
笑いあり、もちろん涙ありのお別れが出来ました。
 
出棺前にお花を飾ったりおやつを添えたり。
 
きれいに整ったさんちゃんの姿をメモリアルのスタッフさんがたくさん写真撮影してくれていました!今はすごいのね!!
 
さんちゃんと出会えたきっかけのパン屋さんとはすっかり馴染みになったそうで、さんちゃんの訃報を聞いてパンを持たせて下さったそうです。
 
 
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パンを抱えさせてみたらぴったりキラキラ
 
「食いしん坊のさんちゃんらしくていいね」と皆で笑いあいました。
 
こんなに全力で支え愛したさんちゃんが亡くなってしまった、悲しくない訳がありませんよね。
 
でも、スコさんとっても良いお顔をしてくれていました。
 
きっとスコさんが望んでいた最期をさんちゃんに迎えさせてあげられたことは大きかったんじゃないかなあ・・
 
人一倍心配性で、大丈夫??ってくらい一生懸命なスコさん。
 
さんちゃんの身体が不調だと自分の身体もリンクしてしまうような人だから、正直な話ずっとさんちゃんのもしもの時を心配していたんです。
 
だから、何よりもスコさんにとって後悔のできるだけ少ない形で看取ってもらいたかったのです。
 
それがさんちゃんの願いであることは十分わかっているから。
 
でも、気がつけばすっごく強くなっていたスコさん。
 
自分がどうこうじゃなくて、さんちゃんを笑顔で送ってあげよう!まさに母のような優しい優しい強さでした。
 
そして、医療や看取りに関しては私たちよりずっとずっと先輩であるお母さん。
 
経験上娘のスコさんとは考えは違うそうでしたが、理解し惜しみない協力をして下さっていました。
 
それもすごい事ですよね、情があって潔さもある私の尊敬する方です。
 
スコさん、お母さん、さんちゃんに素晴らしい犬生を本当に本当にありがとうございました!!
 
 
 
 
私はシニア犬が大好きです。
 
愛おしくて愛おしくてたまらないです。
 
でも、時々、譲渡することがほんの少し怖くなります。
 
ご希望者さまには「いつ介護や看取りがやってくるか分かりません。それでもこの子を迎えたいですか?」と必ずお伺いさせていただきます。
 
それでもと言って下さる愛情深い方が世の中におられるのです。
 
自分なんか足元にも及ばないくらい優しい素晴らしい方ばかりです。
 
でも、だからこそ、そんな方を悲しい思い苦しい思いをさせてしまう事になるのが時々辛いなぁと思います。
 
若い頃に譲渡した子とはまた違う感覚なんです。
 
迎えた子との楽しい思い出、逆に介護看取りでの辛い思い出。
 
ご家族がその子を思い出す時どちらが多いかな・・。
 
シニア犬を迎えた方にも前者の時間が多くあって欲しい。それだけが私の望みなんです。
 
大切なわんこの悲しいニュースが続いた6~7月。
 
さすがに気持ちも落ち気味でしたが、でもやっぱりシニア犬の素晴らしさを伝えていけたらいいな〜って思います。
 
え?預かりっこをdisってばかりじゃねーか?って??
 
でですよね〜〜(笑)失礼しましたデレデレイジリだけはやめられませんが(笑)