新連載(?)やっちゃいますっ
このお話も、楽しんでいただけたらうれしいです。
第一話~星使い~
空に輝く無数の星。
闇夜の空に宝石のように輝くの。
おとめ座、白鳥座、しし座・・・。
数え切れないほど星はあるよね。
そんな星を自由にあやつれる力がこの世にあるって―あなたは信じる?
「ひかりー!学校、おくれるわよっ」
お母さんの声が頭にキーンと響く。
あたしはその声でがばっと起き上がった。
「えっ!?うそーーっ!もうそんな時間!?」
あたしはあわてて部屋をでる。
「もーーーっ!なんでもっとはやくおこしてくれないのぉ!?」
「あんたが起きないんでしょっ!早くご飯たべなさいっ」
「そんなひまないっ!いってきまーすっ」
あたしはそういい残し、家をでていった。
ここは北海道の小さな田舎町。
近所の人も家族みたいなんだ!
だけど、人通りがすくないから・・・
「・・・だれもいないよねっ」
あたしはすっと空に手をかざした。
そして大きく息をのんで・・・
「空にきらめく星たちよ!!あたしに力を貸して!!」
ぶわっとあたしの周りを星たちがつつみこむ。
「いでよ、みずがめ座!!!」
ゴォォォォォォォォォォォッ
すごい風とともに、空から降りてきたのは、くりっとしたかわいい瞳に、水色の髪、茶色い古そうなつぼを持った男の子―・・・
「みずがめくん!!!」
「もー。こんなに早くによばないでよぉ。」
「ごめんごめん。でも、学校に遅れそうなの。ちゃちゃっとおくって!!」
「しかたないなぁ。今日だけだよ?」
そういうと、みずがめくんはつぼを置いた。
あたしはそこに乗って・・・
「いけーーーーーーーっ」
シャァァァァァァァァァァッ
あたしたちの声とともに、つぼから水が吹き上げてくる。
もう、あたしははるか空の上にいる。
「これなら、学校にいくの楽勝♪みずがめくんありがとー!」
あたし、星野ひかり!!
星座をあやつる不思議な力をもってる、『星使い』!
あたしの一家はみんなこの能力を持っているんだ。
この力で、いつか人の役にたつことがしたいんだ!
「そのまま学校にいっけーっ」
中途半端な終わり方ですみません・°・(ノД`)・°・
大目にみてください(>_<)