ヒトリノミBARマスカレードのきんじょうです。
何週間ぶりかの休みを家でゆっくりしました!子供と一緒に虫捕りをして気づいたこと。
むかしほど余裕で虫を掴めない(笑)
木にとまってミンミン鳴いてるセミを、エイヤー!で網を被せようとしたが、その前にミミー!と鳴きながらこちらに向かって飛んできたときは恐怖でしたよ、ホンマに。
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【聞き上手ってなんなんだ?】
さてさて〝聞き上手はモテる〟ということは昔からよく言われますよね?
また、〝話し上手は聞き上手〟という、どこで生まれたかわからないことわざ?もよく聞く。
ほんとのとこはどうなのか?
ぼくの考えを言語化すると、
①〝聞き上手は相手の心に踏み込みやすい、動かしやすい〟
②〝話し上手と聞き上手は関係ない〟
です。
BARカウンターから見てると聞き上手な方はすぐわかります。
その中でも〝圧倒的な聞き上手〟な人がいてることも事実です。
「なんでお前にわかんねん!?」
と思う方もいるでしょう。
なぜわかるかというと、話し手を純客観的に見てるからです。
話してる人の反応を見たら誰でもわかります。
普通は。。
話す人→話すのに必死。
聞く人→聞くことに必死。
(ここも聞き上手な人は相手の反応見てますが)
の双方向の向かい合ったベクトルしかないです。
しかし、僕らは第三者の目で且つ近くで見られる特殊なしごとだからです。
そして、ぼくはコミュニケーションの中で「傾聴」というスキルに興味があるという点でもまた特殊かもしれません。。
【名古屋場所中ということで。】
ここで聞き上手番付を発表します!
そして確認ですが、ぼくは聞き上手が最高の極みだ!と考えている訳ではないです。
ただ単に、聞き上手ランキングをとるとこうだというハナシです。
幕下レベル
特徴)人の話をそもそも聞いていない。もしくは聞いてないように思われてしまう。目はロマンチックな星空を眺めているよう。もしくはキョロキョロ。
あるある)「聞いてる?」という質問をよくされる。裏返すと〝聞いてないやろ?〟です。
そして聞き上手とはあくまで相手の評価なので聞いてる?と聞かれた時点で厳しい戦いとなってしまいます(T . T)
前頭、小結、関脇レベル
特徴)基本的に相手の話の内容は聞いてる。ただ相槌のタイミングや目線は微妙。自分のペースで聞くので相手とトークのタイミングがズレることがある。
あるある)聞いてる?と聞かれても、聞いてたよ!◯◯の話やろ?とドヤ顔で答えられる。ただ、話のテンポは中々合わない。
大関レベル
特徴)話を聞いてる。もしくは相手がちゃんと聞いてくれてると思っている。
話の中でわからないところは聞き直したり、相槌も上手。
しかし、自分の意見と違うとその場で「ん〜」となるか話を切っても意見を言う。
あるある)ちゃんとアドバイスしてるのに、全然聞けへんなコイツと思うことが多い。
自分と違う意見の時でも無理して聞くので疲れることがよくある。
横綱レベル
特徴)話もまっすぐ目を見て聞いてるし、聞くリズムも相手に合わせられる。
ひとまず相手の話を全部聞く。意見が違えど相槌をきちんとしながら(適切な相槌は真剣に話しを聞いてるかどうかわかる)、一旦はすべて受け入れる。
全て話させた最後に自分の意見を言う。
あるある)相手がノリノリになって話まくる。
話してる途中で泣き出す。
「誰にも言ってないんだけどね〜」的な話も勝手にしてくる。
【どれくらいの割合?】
とりあえず横綱クラスの聞き上手はほんとに少ないです。
2%くらいでしょうか。
横綱はお店でも話してる人が泣き出しますから。
そして、横綱の周りではそんなことが何度も起こります。
ここが圧倒的に聞き上手な人。
ひとことで特徴を言うと、
相手の感性を感じようとして、相手が言おうとしてることを理解する努力をする
ということ。
極端ですが、「金が世界のすべてだ!」と言う人がいたとします。
自分と正反対の考え方でも、なぜこんなことを言うのか理解しようと努める。
その人の生い立ちでそうなったのかもしれませんし、お金がないことでツライことがあったのかもしれない。
その人の感性で本当に理解しようとすると、その人の思考や場合によってはバックグラウンドまで興味を持たざるをえない。
そうすると、質問も自ずと深いことや核心をつくことも増え、相手も真剣に聞いてくれてると思うのでしょう。
次回は、聞き上手がどう影響するのかということを書いていきます。