ほんとに成長遅い!?
ガステリア、墨鉾。
毎度毎度言っちゃいますが、墨鉾の名前で買ったけど、ネットで見るより遙かにごつい。
名前に疑惑あり……だけどこのごつさがたまらんのです。
大きさ故に簡易温室に入れることもできず(スペースの問題で)ベランダで剥き出し冬越し。
まず、12月。
左脇から脇芽みたいなのが出ています。
3月。
12月と比べると、写真の角度のせいでも何でもなく、真ん中の葉が伸びてます。
明らかに、12月時点では左側の葉の方が長かったのに、今は真ん中の葉が一番長い。
脇芽も伸びてます……ガステリアって茎がないと思ってたけど、脇芽に茎みたいなのが見えてるぞ?
……と思っていたら、これは花芽でした。
本体もごついけど、花芽もごつ太い。その勢いでのびるのびるのびる。
咲きました!(本体は矢印のところ。のびすぎて、同一画面に収まりません)
このころんと丸くて先端がきゅっとすぼまった形が「胃袋」のようだというので
「花の形が胃(gaster)の形に似ていることが語源となっています。 」
などと説明されています。
(引用:NHK 趣味の園芸 ガステリアの基本情報)
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-1042
なるほど胃袋。おもしろい名前をつけるものだなあ……と思っていたんですが、ここで一つ問題が。
胃(gaster)という説明なんですが、「胃」を辞書で調べると、真っ先に出てくるのは「stomach」。
いちおう、「主な英訳」の中にはgasterもはいっているけど、例文にも出てこない。
逆に「gaster」を和訳してみると……。(gasterだけで検索すると「ガスター10」だらけになります)
出てくるのは、「胃」というより「膨腹部」
[名詞] 膨腹部:膜翅まくし類昆虫の細い腹柄に続く丸い腹部.
引用:goo辞書
https://dictionary.goo.ne.jp/ej/587587/meaning/m0u/
リンク先に、「語源 c1909.<ギリシャ語 gastr 胃,腹」とあるので、胃(gaster)でもいいのかもしれないけど、イメージは「胃(胃袋)」というより、むしろ「おなかぽっこり」じゃなかろうか。
ここでやってきた当時と大きさを合わせて比べてみたら
こんなに成長してました!
そして今。
花も咲き終わったので切り取って(根元の、葉のある部分はどうしよう?)じっくり見てみると、おや、葉の開き具合が違ってきてる。
のぞき込むと、新しい葉が! しかも2枚。
大きくなる気満々! すごいぞ、墨鉾。