処理能力対決、Puppy VS kona-lite! | ウィンドウズにおさらばした文系高齢者

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XPサポート終了を機にLinuxを始めましたが、最近は記事内容がまったく違う方向へ。

※9/22追記:この記事は当初デスクトップの方だけの印象・検証で書かれたkonalinux-lightに不利な一面的な内容であったため、今回、ノートの方での検証も加え、全面的に書き直しています。

以前、konalinux(light)はブラウザが突然終了したりで
安定度が弱点かも、という記事を書きましたが、
それはメモリが小さいうちのデスクトップの方では処理に問題が発生するためと判明。
メモリが768MBのノートの方では全く問題ないどころか、
最優秀レベルのパフォーマンスを発揮することがわかりました。

検証のための実験。
Puppylinux571JPとkonalinux2.3lightで、Firefox(31.0)を使って比較。

検証1デスクトップ:サムネがたくさん貼ってある某サイトをひたすら新しいタブで開き続けていく。
Puppyは10個以上開いても少々処理が遅くなる程度だったが、
kona(light)は8~9個目くらいでかなり処理が遅くなり、
スクリプト処理の警告が出始めた。
検証1ノート:kona(light)もPuppyと変わらない処理能力で、警告など出ず。

検証2デスクトップ:gif画像のたくさん貼ってある某サイトを開き、底までスクロールする。
Puppyは平均1分20秒台で底まで到達。
しかし、kona(light)はスクロールの途中で必ず固まってしまい、記録なし。
検証2ノート:Puppy1分20秒台、kona(light)1分10秒台でkonaの方が速い!

検証3デスクトップ:某ポイントサイトでクリックポイントを押していく。
Puppyは時間がかかっても必ず開ききる。
一方、kona(light)は開くタブの多さに耐えきれずブラウザがいつも突然死。
検証3ノート:Puppyもkona(light)も問題なくサクサクと開ききる。

結論。
kona(light)は省メモリである関係か、
512MBのメモリでは力が発揮できにくいが、
768MBのメモリなら処理能力は最速クラスです。

デスクトップ:8年選手!しぶといデルDimension3100c
(CeleronD,memory512MB,HDD150GB);
生命力最強Puppy Linux571JP;このメモリでは苦しいkonalinux2.3light;ただいま試用中Slacko5.9.3;Slacko5.7.0

ノート:10年選手?Linuxとの相性最悪nVidiaの東芝E10/1KCDE
(CeleronM,memory768MB,HDD80GB);
今注目Slacko5.7.0;このメモリなら最優秀クラスkonalinux2.3light