看護介護を受ける側もかなり厳しいと想像するのだが
被看護介護者の心身の負担も相当に大きいものだ。
私は今でも自分が看護した事が不思議でならない。
性格や重い鬱病で「そんな事私には無理だ」と思っていたから。
心中も考えた。自分がいなくなって母が何処かに預けられ
粗末な扱いを受けたらどうしようと思うと苦しくて耐えられなかった。
母を看る事、父を看取る事が私の役割だったのだろうと感じる。
それらがなければ私は何もしてこなかったと同様の気さえする。
しかし未だに残るあの頃の辛さ…
その前の辛さ、その後の辛さ…結局これまでと現在の辛さを
いつもいつも背負って抱えて潰れそうになっているのだ。
ここら辺で区切りを付けたい、、そうでないと苦しくて
いつまでももがいているだけになってしまうだろう。
最後は自分だ。自分を信じて解き放って突き抜けたい。