先生とのお写真 時代劇風
ちょっとビックリしてしまう題名ですが・・・
今回も高無 宝良 (たかなし たから)先生 ※本名です(笑)
の剣術ワークショップを体験してまいりました!
今回で3回目!
少しは上達してるのでしょうか。私の心と身体。
前回と同様、基本的な足捌きや腰の使い方を復習していきます。
にじりよるような膝歩きや、股関節と骨盤を連動させる歩行方法などなど。
この時点で汗でぐっしょりなのですが(苦笑)
そして木刀を持って、身体の使い方を学んでいきます。
とにかく大事なのは中心線。
中墨(なかずみ)というそうですが、日本の武道では良く使う言葉で中心を意味するそうです。
日本古来の大工道具からきているんですね。
この中心線の感じ方使い方が大事なのです。
自分の前も身体の中も後ろにも感じる。中心を持つ。
どんな体勢でも崩れず、常に中心を持って相手と対峙します。
そこが崩れると隙が生まれ、相手に切られます。
そう、刀で切られてしまいます。
このワークショップではあくまで真剣を持っている前提での動きです。
まさに真剣勝負。
先生が笑顔で
「無駄な動きや、中心がぶれると致命傷負いますからねぇ」
「いかに相手に対して自分を見せないかが大事なんですよ~」
等々・・・・
笑顔で、真剣を持った相手に殺されないようにするかのご教授があるのですが、
そんな状況になりたくないです。
しかし、そんなことは先生も重々承知されています。
大事なのは自分の中に刀を持つということ。
ぶれない中心を持つことなんです。
「それが、現代を生きる剣術家がみなさんにお伝えしたい事です。」
「そのための身体の使い方、心のありようを一緒に学んでいきたいのです。」
と、サラッと仰る姿がまた格好いい。
今回も学びが多かった。
鍼を使う上での沢山の学びをいただきました。
有難うございます。
最後に、生まれて初めて真剣を触らせていただきました。
冷っとした、凛とした感覚。
やっぱり少しの恐ろしさ。
こんな真剣を自在に扱えるなんて、やはり只者ではありませぬな。