実は先日、みなさんがセンター試験を受ける前日に、僕の所属している団体の活動の一環で「西部学園文理高校」というところに、「イベント提案」という形で行ってきました(だからその日は更新が「お昼」のタイミングで早かったんですよ)。


もう本当にいい学校で。先輩と同じ1年と3人で行ってきたんですが、学校の敷地内入って歩いてると近くを通った生徒が「こんにちわー!」って。ちょっと緊張していたんですが、とても気持ちよく出迎えてもらいました。


そしてなにより先生が本当に理解のある素晴らしい先生方で。学生である自分らとも対等に接して下さり、いっぱい学校のことも教えていただいたり。あと、この学校は環境が本当に整ってますね。高校生のうちから初休みオーストラリアにホームステイができたりとか、生徒のサポート体制もできていて(学校の敷地も本当にデカいんです)。

ついつい先生に「本当に素晴らしい学校ですね。じゃあ僕ら(3人)に子供ができたときは先生、どうぞよろしくお願いします。」と、まだ生まれてもいない子供の入学の約束までしてしまいました笑(ただ、先生も30代でまだお若いので、その可能性は十分にありえますね)。それにこう、お互いがお互いのことを良く思いながら(尊重しながら)話を進めてるときって、些細な冗談で笑ったりと、本当和やかな雰囲気で進むんですよね。とても楽しく、話が進められました。本当にいい学校です。


さて、僕がなんでこんなことを記事にしたかというと、「俺知らない高校に渉外行っちゃってるんだぜ」アピールでもなく、上の学校の宣伝でもなく、先生がポロっとおっしゃってた、次の言葉を紹介したかったからです。


お話ししていて、僕が「本当に環境の整った、いい学校ですね。」と言った後の先生の言葉です。


「う~ん。確かに、そのことに気付けてる学生は強いんですよね。そういう子は、今の自分の環境に感謝して、その機会をとことん使ってやろう、って子が多いです。社会のために役に立ちたいと思ってる子も多いです。そしてそういう子達はやっぱり進学先の大学だけみても、やっぱり行きたいところに行けてますよねぇ。」


この言葉を聞いて僕はハッとしました。

「今の自分の環境に感謝して」。

今の自分は、せっかく去年、あこがれだった一橋に入れたのに、何をやってるんだろうと。

行きたくても行けなかった人もいる。自分も、もっと自分の恵まれた環境に感謝して頑張らないと。

そう思いました。


そしてふと振り返ったときに、去年の自分は、少なくとも今の自分よりは、これができていたんではないかと、だからこそ受かったのかもしれないと、そうも思いました。


別に全てにおいて自己ベストが出せたわけじゃないけど、なんとか足切りを乗り越え、そして今こうやって予備校に通ってひたすら自分の好きな二次の勉強だけを、思う存分やることができている。受験できることだけでも幸せなこと。この一ヶ月はこの幸せに感謝しながら、どっぷり二次の勉強に浸かろう、そんなことを考えながら、この時期を過ごしていたと思います。


予備校に通ってる人は、そのことだけでも感謝すべきことだと思います。

参考書代を出してもらえることもそう(バイトでもしてない限り、自分のお小遣いで買ったものであっても、これは感謝すべきことだと思います)。

一橋の過去問が手に入ることもそう。

一橋を目指せるだけのレベルまで自分を引っ張ってきてくれた学校や予備校の先生にも感謝。

そしてなにより親に感謝。


受験のときは、なにかと親子仲が悪くなる時期だと思います。

僕もセンター前、あまりに信用してもらえなさすぎて「日大のセンター利用出すぞ!」とまで言われたときは流石にキレそうになりました笑(確か日大のセンターのボーダーは72%でしたからね。俺の一年間の努力なめんなよと笑)。


でも、親はやっぱり自分の子供のことですから、嫌が応でも過剰に心配になってしまうものです(逆に放任主義の親御さんは、それはそれで自分の子供を信頼してるわけですから、立派だと思います)。


だから、親がなんかお節介を言ってきたら、「なんだよコイツ、俺のことが心配なのか、可愛いなぁww」ぐらいに思ってください。いや、今のは流石に気持ち悪いですけど、「心配してくれてることの裏返しなんだな」と思って、ちょっとしゃくにさわることをいわれても、ぐっと、心の奥底に沈めてください。受験生だからといってなんでも言っていいとは、僕は思いません(でも「しゃくにさわる」にも限度がありますから、本当にひどい場合でなおかつ自分が絶対正しいと思ったときは、口にしたほうがいいと思いますけどね。ただし口調に気をつけて)。

ちょっとした小言ぐらいには目をつむって、イラつきを抑えられる、そういう心の余裕も、入試本番では必要になってきますよ。


日々、こうやってあともう一ヶ月に迫った入試に備えて、黙々と勉強できる環境がある人は、それに感謝しましょう。そう思いながら勉強すれば、自然と綺麗な心で集中して、目の前の勉強に没頭できると思います。


今日はここまで。


ちょっと説教くさくなってしまいましたね。「なんだよコイツ、偉そうに!」、そう思った方ももしかしたらいるかもしれません。

でも、そういう方には、入試本番ではこのように、「どこの馬の骨かもわからないやつに偉そうなことを言われても、目をつむって、イラつきを抑えられる」、そういった心の余裕もまた必要ですよ、ということをもう一度言っておきたいと思います笑。