いよいよ明日はセンター本番ですね。
もう、技術的に言うことはほとんどありません。
強いて言うなら、「トラブルシューティング」をしっかり整備してください、ということ。
トラブルシューティングとは・・・何らかの原因により発生した異常状態を解決し、正常な状態にするための方法のこと。
センターで一番怖いのは、やはり想定外の「事故」です。
「いつも」の自分の実力以下のものしか本番で発揮できないことです。
数学①で数学Ⅰを解いてしまった（僕の友人にもいました）
国語が今年に限って爆死した
数学などで計算が最初の方であわず、後ろが全滅してしまった
選択肢ちゃんと読んでなかったせいで１０点も落とした
などなど。
一問のケアレスミスならまだ可愛いもんですが、最初の方で詰まって・・・などという「連鎖系事故」や、何故かわからないけど爆死した「無差別テロ」は本当に怖いです。
ではこれを防ぐにはどうするか？
確かに、試験本番で起こりうる全てハプニング、「事故」を防ぐことは不可能です。ですが、減らすことはできます。事実、僕は去年のセンターで「ミスをしたな」と思った問題は、少なくとも、自分が前もって準備してきた「自分のミスのパターン」に当てはまるものではありませんでした。つまり、意識したところではミスを防げた、ということです（ミスの量自体、普段の模試より少なかったように思います）。
防ぐためには、前もってどんな「異常事態」が起こるか予想して、そうなったときにどう対処するか、これを考えておく他ないと思います。特にセンターという試験時間がとても限られた試験では。
ですから、「数学では途中途中見直しながら解いていく。だって、途中から全部間違えて解きなおす方が時間かかるから。」とか、「６分の１公式を使うときに係数aをかけるのを忘れない」とか、「古文で選択肢で迷ったら直前を精読して解答の根拠を探し出す」とか、自分なりの、「困ったとき、どうするか」という、「トラブルシューティング」を整備する必要があるんじゃないかな、って思います。要はシミュレーションです。
あと、試験中もそうですが、明日朝起きてから試験会場に行って、試験受けて、帰って、また二日目・・・って流れを一回シミュレーションしておいてもいいと思います。
あと電車が遅れたり止まったときどうするか、とか。
生活面では、やはりいつもと同じように今日一日過ごすことです。
あんまりハイになってちょっとした「お祭り」状態になると、出せる実力も出せなくなってしまいますから。
今日は早めに寝て欲しいですが、あんまり早く寝すぎても寝付けなくなってしまいそうなので、いつも寝てる時間よりちょっと早いかな、ぐらいの時間に寝るといいと思います。寝れないときはベッドで参考書とか読むとすぐ眠くなると思います（僕はそうでした笑）。
そして最後に、試験前で緊張してる方へ
僕も去年はやばかったです。五日前からずっと緊張しるぎて「オエオエオエーー」ってなってましたから笑。
緊張するのは、きっと、不安だからです。自分はこんなに勉強してきたのに、報われなかったら怖いなぁって。僕はそうでした。でも、そんな不安を抱えるということは、それだけ勉強してきたことの裏返しです。ですから、自分が今までやってきたことに、自信を持ってください。普段、自分に自信がない人も、今日、あす、明後日ぐらいは、自分を信じてあげてください。きっと、その努力は間違っていないはずです。
ですので、こう考えてください。
「たとえ満点は取れなくても、自分の実力を全て出すという意味での『満点』は誰でもとることができる。そしてその『満点』というのは、大概合格点を超えるものである。」
これは、去年の生意気だった頃の僕が考えた至極の「迷言」です笑。
でも、これは本心でもあります。自分の実力の１００％が出せれば、それはもう当然、志望校の合格点なんて超えてしまっているよね、ということです（超えてない人はそもそもの『満点』の設定からおかしい人ですね笑）。
人によって、「絶対９割とるんだ！」とか、「足切りはなんとしてでも！」とか、それぞれ目標はあると思いますが、もし、そうやって考えて自分を追い詰めてプレッシャーがかかってしまうようでしたら、上のように考えてみるのもいいんではないでしょうか。
自分の今までやってきたことを、「はい、どうぞ見てください」と言って、解答用紙（センターの場合はマークシートですか）に、冷静に提出してきてください。
僕が言えることはもうこれ以上はありません！
今まで自分がやってきたことを信じて、あす、試験会場に向かってください。
いつも学校の身支度はその日の朝になってからやるような人（つまりは僕みたいな人）も、明日の持ち物だけは全て今日の夜のうちに準備してくださいね笑。
名残おしいですが今日はこの辺で！
このブログを読んでくださった受験生みんなが本番で自分の実力を出せますように。