今月、8日・9日の2日間に亘って、幕張にあるセイコーインスツル 株式会社 幕張本社にて、
参加希望の学生向けに技術研修を行って頂きました!
時計研修センターに移動して、研修スタート。
最初は、機械式時計の構造を座学で学びました。
1時間程の座学の後は、いよいよ実技研修です!
今回の研修では参加した学生自身が、配布された時計に不具合箇所を2か所つけます。
不具合を付けた時計を回収し、ランダムに再び学生に配布。
学生は他人がつけた不具合を、時計をチェックしながら予測し、
その結果を専用の用紙に記入しながら、不具合箇所を修正していきます。
自分で不具合箇所をつけることが初めての学生には、時計を壊すことも非常に難しい作業です。
なかなか自分が予想した状態に壊れないこともあって、学生は悪戦苦闘。
不具合を付ける作業が終わると、今度は不具合を発見して直す作業。
セイコーインスツル株式会社の研修センターのベテラン技術者の方のアドバイスを聞きながら、作業を行いました。
実技研修が終了した後には、不具合箇所が発見できたかどうか用紙を確認。
不具合を見つけることももちろん重要なことですが、用紙への記入の仕方や文書作成の重要性も、研修担当の方からレクチャーを受け、参加した学生は本当に勉強になったようでした!